mixiユーザー(id:11047152)

2015年12月27日01:35

809 view

怪我は初期対応が大事(怪我した時のメモメモ)

※お世話になった人を忘れない為のメモメモです。痛い話が苦手な人はスルーしてください。




去る12月20日、いつも通り仕事に行った。
その日は「フロア責任者」という当番が当たっていて、走り回っていた。
フロア責任者というのは、他部署との連絡と、その時その時の人の配置を決め、フロア全員の休憩時間を決める係の事だ。申し送りもやる。

早出だったので午前7時からの勤務。仕事の前にその日の入居者の状況を把握してその日の出勤者の休憩時間を決める。

仕事が始まると戦争だ。起床介助を経て朝食準備、食事介助、食後の口腔ケア、責任者は日勤者への申し送りもして朝の全館ミーティングにも出る。

全館ミーティングでは最初に体操をする。
固い体を一生懸命伸ばしていると、営繕のおっちゃんが「かったいなぁ、このぐらいせなあかんで」と言って勢いよく屈伸してる。「ムリムリムリ、そんな事したら切れますわ」と、笑いあった。いつも明るい人は有り難い。

現場に戻り、排泄介助、看護師と共にターミナルの人の排泄介助、ついでに褥瘡処置の手伝いをして、車椅子から二人介助で移乗しなければいけない人の移乗を手伝いに行く。

この日は館内のホールでイベントがあり、ご家族の訪問の連絡も事務所から私にかかって来る。目が回る忙しさだった。

二人介助での移乗は二人で入居者さんをお姫様抱っこして、車椅子←→ベッドへ運ぶ。

いつもの移乗。二人介助で移乗の人はフロア内全16人中で6人居る。体重が重いと介助も厳しい。この人は6人中2番目に重い人だ。

左肩を痛めているので、相方の左側に立つ。車椅子の右から抱っこするので頭側だ。二人で持つ時は頭が重いけど、足側に行くと入居者さんのお尻の体重が、痛めた左肩だけにかかる。(3人の時は真ん中が一番重い)持ち上げる時には思わず「フンッ」と声が出る。

ベッドに横たえる時にはそっと下ろさないとすんごい怖いらしいから、踏ん張ってそ〜〜〜っと下ろす。

瞬間、左のふくらはぎで「ブツッ」っと音がした。固いボールがふくらはぎにクリーンヒットしたような痛みがした。「あああー!っ」声が出た。

いか〜〜〜〜ん!肉離れだ!と思った。入居者さんをベッドにちゃんと横たえたのは見たが、すぐに床に尻餅をついていた。そのまま動けない。強烈なこむら返りが続いてるような痛み。身に覚えがある。

一緒に移乗してたOさんが驚いた様子で「どないしはったんですか?!」と聞かれたが、痛みで声が出ない。

「く」とか「痛い」しか出てこない。

やっとの事で「切れた」と返答したが、後から考えたらそれだけではわからんわな。

「クーリング!」と叫んでいた。Oさんはタオルに包んだ保冷剤を持って来てくれた。

人を呼んでくれたけど、目を瞑っていたので誰が来たか憶えていない。車椅子を持ってきてくれた。「乗れますか?!」と聞かれた。左足を抱えながら「右足は無事なんで大丈夫です」と言いながらベッドを掴んで右足で立ち、車椅子に乗った。

そのまま詰め所へ連れて行かれ、足を抱えていた。リーダーや主任が様子を見に来る。保冷剤を包んでいたタオルで何とか膝下をきつく絞めようとしていたら、主任が新しいタオルを持って来てくれた。

前回右足を痛めたのは自治会の運動会の日。班長だったので仕方なく出席し、パン食い競争に参加していた時だった。
よーいドンで立ち上がった瞬間に起こった。何が起こってるか解らなくて、いらん根性出して完走し、十勝小豆入りのあんパンを取った。
ちゃんと席に戻って班のみんなの弁当を確保し、ちゃんと配って、足をさすっていた。流石に途中で「もうアカン、病院に行く」と言って娘達に班長の用事を申しつけて、娘が乗ってきたミニバイクに乗って家に帰ってから息子に運転してもらい、病院に行った。

痛めた後、動き回ったので、筋肉は殆ど切れてしまい、内出血も酷かった為に回復にあり得ない程時間がかかった。

今回は前回の轍は踏むまい。アイシングと止血と安静だ。絶対に動かさない!

3年前に右足を痛めた時と同じだと伝えた「多分肉離れです」
看護師が次々見に来てくれた。中には「これ、痛み止めと胃薬、良かったら使って」と持って来てくれた人も居たが「ありがとう、でも肩痛めてるから、もうボルタレン飲んでるんだ」と、断った。

館長やケアマネも来てくれた。

ここで病気や怪我が出ると隣接の病院に車椅子ごと運ばれるのが常なのだが、あいにくの日曜日。どうも整形外科医がいないらしく、断られたと言う。
「何処か整形外科を探して車で行く?家族呼んだ方が良い?それとも救急車呼ぶ?」
「究極の選択やな」と、笑い合う余裕が出てきた。

幸い日曜日なので家に運転手が居る。でも家に1台しかない車で通勤して来た。家に車は無い。
詰め所の電話で家に電話すると息子1号が出た。
ミニバイクで来てくれるらしい。
とりあえず看護師の一人に頼んでロッカー室から荷物を持ってきて貰う。

とか何とかしていると、朝軽口を言っていた明るい営繕のおっちゃんが来た。「今日は館内イベントがあるから入居者さんの通院の予定も無いし車空いてるで、車椅子ごと連れて行ったろか」
せっかくの申し出なので、乗る事にした。

肉離れって、痛くて普通の車の乗り降りが大変なのだ。

入居者さんをよく送り迎えしてるという、少し離れた病院に電話してくれた「来てくださいって言うてはんで」

早速病院にGO

いつもは使わない玄関から出て車椅子ごとリフト車に乗る。
すごい!車体の後ろがグッと下がって、車が少し後ろに傾く。荷台からスロープを出す。荷台からゴッツいシートベルトみたいなのをシューっと出して車椅子の前にかける。おっちゃんがボタンを押すとギュイーンっと車椅子が車に乗った。

おっちゃんもアキレス腱を切った事があったらしくその時に難儀した事なんかを話してくれる。明るいおっちゃんはありがたかった。

初めての病院だ。

問診票を書き、少し待って診察を受け、レントゲンを撮り、湿布を貼って包帯で絞めてもらった。松葉杖のサイズを試して一対借り受ける。当番の看護師さんが「私もやった事あるのよ。痛いよね〜。足を床に付けるのに3週間かかったわ〜」痛さがわかる看護師さんでありがたい。

息子一号が現れて、営繕のおっちゃんが帰って行った。おっちゃん、あんがと。

松葉杖を突いて、息子一号が運転する車に乗ってやっと家に帰った。

ああ、これから痛みに耐えながら無為に何週間も過ごさなければいけないんだと思った。ああ・・・・・。

しかし、そろそろ1週間になるが、今回は様子が違った。足首を伸ばしたままだが座って足を下に付けても痛くない。前回は椅子に座って足を付けられるようになるのに3週間ぐらいかかった。


救急で飛び込んだ病院は整形外科の患者数が多すぎて通常の通院の予約が取れないらしい。肩を見て貰ってるかかりつけ医がいるならそちらに行ってくださいと言われ、転院して今日通算3回目の受診だった。

転院1回目の通院の時、玄関の階段でバランスを崩して足を地面に付けてしまい、変な悲鳴が出るぐらい痛かったので、ギプスを付けて貰ったが、今日もう外されてしまった。「先生、ギプスが無いと風呂に入れません」って言ったら、添え木程度のを作って付けてくれた。
ゴッツいサポーターを渡されて「普段はコレで締めてください。ギプスは風呂の時だけね」と言われた。

帰ってサポーターを巻いたら、巻くときは痛いけど痛みが軽減していて椅子に座って足を浮かした状態で足首を動かしてみると案外動く。

今回は何より出血痕が小さい。そろそろ内出血痕が表面に出てきているのだが、前回はふくらはぎからかかとまで黒々とした(赤・紫・黒が混ざった色)のがドバーっと出てきたが、今回はうっすら青いだけ。前回は腫れも酷く、足が1.5倍になった上にそれだったので娘達に「足がゾンビや〜」と騒がれたが、今回は足だけ20年若返ってる(腫れてシワが無くなってる)だけ。

すごいわ


職場復帰したらみんなにしっかりお礼を言おう。
おかげで痛みが少なくて済みそうだ。


〜〜〜〜結果〜〜〜

肉離れは初期の対処が重要です!

ふくらはぎの下の方で「ブツッ」って音がして、強烈なこむら返りが起こったら肉離れです。
すぐにアイシングと圧迫止血と安静です。痛い足は絶対に動かさない事が重要!



変な根性出して動かしたら足がゾンビになります・・・・・




〜〜〜〜追記〜〜〜〜

肩の痛みは「上腕ニ頭筋長頭腱炎」
「湿布貼ってなるべく動かさないが基本やけどねぇ、松葉杖突いてるから仕方が無いねぇ」だって・・・とほほです。











6 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する