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2015年12月26日02:36

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12月26日の誕生花・ディル

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12月26日の誕生花と花言葉は、ファレノプシス(胡蝶蘭)〈ピンク〉(貴方を愛します)、クリスマスローズ(追憶・思い出・安心)、センリョウ(可憐・恵まれた才能・富貴)等々があります。今回は、ディルを取り上げます。花言葉は、「智慧」です。

セリ科イノンド属の植物です。主な産地はインド、ハンガリー、オランダ、スペイン、アメリカ、ギリシャ等々があります。乾燥させた種子や葉を芳香駆風(くふう)薬、生薬、香味料や生薬として使用されています。英名ディル (dill) はノルウェー語又は、アングロサクソン語で「なめらかな」、「あやす」を意味する「dylle」や古代のスカンジナビア語で「鎮める」という意味の、「dilla」がに由来している等々諸説ありますが共通して駆風薬として痛みを和らげる作用に起因しているようです。
ディルは、5000年前にはエジプトの医師にも薬用として使用され、またイギリスにあるローマ時代の廃墟からもその痕跡が発見さています。ギリシア人はディルにしゃっくりを止める効果があることを知っていたそうです。
また、属名のイノンドは、セム系言語では「シュビット」と呼ばれ、タルムードには十分の一税をイノンドの種子、葉、または茎で支払うことと命じた箇所があります。新約聖書には「禍害なるかな、偽善なる学者、パリサイ 人よ、汝らはミント、ディル、クミンで10分1税として納めて、律法の中にても重き公平とあわれみ忠信とを等閑にす」(マタイ伝第23章23)と記載され、パリサイ人がイノンドで税を支払っていたことを記述する場面が登場します。
強い香りと味があり、サラダやポテト、マカロニにふりかけ、ソース、スープに使われるが、特にピクルス、塩漬け野菜、ソーセージの煮込み料理には欠かせない香辛料として有名です。
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