ｉＰＳ細胞で効率良く気道上皮細胞

■ｉＰＳ細胞で効率良く気道上皮細胞　肺の病原体や異物除去に効果　気管支ぜんそくなどの治療薬に応用も
(産経新聞 - 12月25日 07:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=3776103

自然界にあるすべてのものは、およそ単純ではなく、常に複雑に流動的で、変化しながら全体として、そのバランスを保っています。
しかし、人間はそれを、かなり無理をして、秩序化し整理し、単純化しようとします。
その圧倒的に知的な脳の働きによって、人間は地球上の覇者になっているということは間違いないのですが、それでも絶対に越えられないのが、自然という壁。
そして、絶対に不可能なことは、その上に君臨するということ。
その領域に迫る人間の研究を否定することはしませんが、それはどこかで謙虚であってほしいと願います。
人間の知が、38億年かけて最適化してきた生命の絶妙なバランスに、人間の手で負荷をかければ、その揺り戻しはどこかに現れるというのがエネルギー保存の法則。
「効率よく」といものには、必ずリスクも伴うことを、忘れてはいけないでしょう。
老婆心ながら。