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2015年12月25日08:40

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デカルトの哲学命題を疑おうと思う

このトピックスにあるように知識や判断基準などを定量化しデータ保持することで自己が保存できるのなら、コンピュータサイエンスの特異点と言われる2040年の人工知能を駆使すれば肉体の限界を超えた生命は可能であり、肉体の復元技術が整えば「生き返り」は日常になるかもしれない。

さて、この仮説が真だとしたら、デカルトの到達した、cogito ergo sum をアップデートしなければならなくなる。

「吾思う故に我あり」の思う己が複製されるたびに増殖するのではないか? 同じ己でも分岐した時点から別の経験を積むわけで、それは別人になるという判断ではないだろうか。同じ過去の記憶を持つ別人だ。

古代の暇人たちのたどりついた哲学の方がより真実に近いと仮定すれば、この技術は自己の復活ではないと言えるのではないかな。

「死んだ人を生き返らせる」技術が30年以内に開発されるらしい?【動画】
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=117&from=diary&id=3774351
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