家の引き渡し時に、
ハウスメーカーの担当者からアンケート用紙を貰っていた。
普段ならアンケートなど回答しないのだが、
ハウスメーカーの営業担当の方がとても素晴らしく、
その人の評価を上げるために出来ることをやろうと思い、
昨日、アンケートに記入した。
「営業担当者はどうでしたか?」
というような質問には、とにかく褒めた。
「顧客目線での提案、柔軟な対応、豊富な知識・・・どれも素晴らしかった。」
と。
質問の最後に、
「当社の家づくりについて思ったこと」
というような質問があり、この回答が難しかった。
今の時代、どのメーカーも工務店も、出来ることにほとんど差異がない。
部材や設備などは共通化され、どこから仕入れようと同じようなものが揃うし、
会社の組織や、工事の流れ、下請け先なども、似たり寄ったり。
工法や、素材の違いはあるが、
それがユーザにとってどれだけ影響があるかと言えば、良く分からない。
結局は、費用をどれだけかけるか、どれだけ削るかということでしかない。
そうなると、決め手はやっぱり『人』。
営業、設計、デザイン、大工・・・などの『人』の能力が出来上がる家に大きく影響し、
今回、そのメーカーに決めたのも、営業担当の人と接し、
素晴らしさに感動したから。
「『人』を見て決めたので、『人』を大切にして欲しい。
そして、その『人』を支える組織の『仕組み』をもっと作り上げてほしい。」
営業担当者の人は素晴らしかったのだが、時々、単純なミスをしていた。
そのたびに、
「ミスは誰でもするものだから、ミスを防止するような仕組みを会社が作ればいいのに」
と思っていた。
そんなことを思い出しながら記入したので、
「仕組みを作れ」みたいな偉そうな内容になってしまい恐縮しつつ投函。
ログインしてコメントを確認・投稿する