mixiユーザー(id:42885641)

2015年12月20日00:06

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金と教育をどう天秤にかければいいのかという悩ましい問題について

確かに基礎教育は大事だが、現実問題として教師を雇うのもタダではない
教育が政策上重要だという根拠を一切提示せず、ただ「教育費を削るな」「子供には金をかけろ」と言ってる人たちをあまり好きになれません
結局のところ、歳入が足りないなら仕方がないとは思いますしね

とはいえ、実際に教育サービスの質が下がると(そもそも「教育の質」自体をどう評価すべきか、という問題はあるが)当然、何かの不都合は出てくるでしょうね

一つ思うのが、教育水準による格差の固定化
例えば受けられる教育の程度によって、格差が固定化されることがあるっていうのは教育社会学の世界では常識中の常識(要するに金持ちの子供ほど、レベルの高い教育を受けられて金持ちになりやすく、それで経済格差が固定されるという話)
公立学校の教員は減っても私立教員の数が変わらないなら、私立の学校に通う裕福な家庭の子供と公立の学校に通う子供で学力差は広がると考えるのが自然ですね

と、いっても、自分もそれほど教育政策の話に詳しいわけじゃないから、この教員削減がどういう結果を生むのかまではわからない
もっと、深く理解できるように勉強してみたいとは思います

こういう本とか読んでみると「教育」について分析できるようにのかな?
「学力」の経済学
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6-%E4%B8%AD%E5%AE%A4-%E7%89%A7%E5%AD%90/dp/4799316850

まだ未読ですが、時間を作れたら読んでみようと思っています

■小中学の教職員3470人削減へ 自然減に加え370人
(朝日新聞デジタル - 12月19日 04:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3767514
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