台湾で開催中の「アジア冬季野球リーグ」、前回の日記では日本プロ野球選抜のデータを載せましたので、今回は台湾プロ野球（CPBL）選抜の選手の今季成績を調べてみました。
CPBLのサイトで調べたのですが、当然、中国語での記載なので難航するかな、と思いきや、意外に簡単でしたね。主要な野球用語は英語の略記なので、特に問題はなかったです。（日記表題の「加油」は「がんばれ」です、念の為。）
一つだけ、分からないことがあるのですが、それは後述。まずは選手データを御覧下さい。名前の後の数字はウィンターリーグでの背番号。【 】内はCPBLでの所属球団で、
La … Lamigoモンキーズ
中 … 中信兄弟エレファンツ
義 … 義大ライノズ
統 … 統一セブンイレブン・ライオンズ です。
<投手> ※は左投げ
林樺慶 86【La】19試合０勝０敗０Ｓ１Ｈ 防御率4.55
蘇俊羽 18【La】（一軍出場なし）
葉文淇 75【La】※１試合０勝０敗０Ｓ０Ｈ 防御率27.00
游宗儒73（一軍出場なし）
范玉禹 47【義】４試合１勝１敗０Ｓ０Ｈ 防御率12.00
王則鈞 33【中】７試合０勝０敗０Ｓ０Ｈ 防御率9.49
潘韋辰 17【中】１試合０勝０敗０Ｓ１Ｈ 防御率0.00
簡嘉佑 95【義】10試合１勝０敗０Ｓ０Ｈ 防御率11.74
邱浩鈞 37【統】36試合３勝１敗０Ｓ１Ｈ 防御率7.63
陳冠儒 65【義】※13試合０勝１敗０敗０Ｓ０Ｈ 防御率6.97
周 磊 99【中】３試合０勝０敗０Ｓ０Ｈ 防御率11.57
陳韻文 12【統】10試合０勝１敗０Ｓ０Ｈ 防御率5.62
郭恆孝 54【統】※３試合０勝１敗０Ｓ０Ｈ 防御率16.20
許文錚 91【義】７試合０勝０敗０Ｓ０Ｈ 防御率5.40
<捕手>
蔡友達 24【義】１試合１打数１安打０本塁打１打点０盗塁 打率1.000
林明杰 28【中】２試合５打数０安打０本塁打０打点０盗塁 打率.000
郭峻偉 29【統】９試合22打数２安打０本塁打０打点０盗塁 打率.091
黃鈞聲 26【中】35試合77打数22安打３本塁打14打点０盗塁 打率.286
<内野手> ※は左打ち
曾陶鎔 79【中】２試合６打数１安打０本塁打０打点０盗塁 打率.167
朱育賢 85 ※（一軍出場なし）
吳國豪 4【統】８試合６打数０安打０本塁打０打点０盗塁 打率.000
方玄宗 25【義】50試合143打数33安打２本塁打11打点２盗塁 打率.231
林威廷 64【義】45試合153打数33安打１本塁打10打点３盗塁 打率.216
梁家榮 97【La】※29試合62打数16安打０本塁打５打点０盗塁 打率.258
蘇緯達 96【中】※４試合18打数６安打０本塁打７打点０盗塁 打率.333
郭阜林 5【統】33試合113打数28安打７本塁打17打点０盗塁 打率.248
羅國麟 59【義】（一軍出場なし）
<外野手> ※は左打ち
林王啟瑋 49【中】14試合26打数９安打０本塁打３打点０盗塁 打率.346
紀品宏 51【La】※３試合10打数３安打０本塁打０打点０盗塁 打率.300
方昶詠 58【統】47試合150打数46安打０本塁打14打点６盗塁 打率.307
鄭鎧文 98（一軍出場なし）
陽耀勳 23【La】※25試合87打数37安打０本塁打10打点５盗塁 打率.425
CPBLのペナントレースは前後期制で各60試合。年間120試合ですから、日本よりも若干少ないことになります。見てみると、投手は10試合前後の登板実績があり、中には36試合に投げて３勝を挙げた投手（統一の邱投手）もいますね。野手は、多い人でも50試合出場、という点では日本チームと変わりませんが、150打数で打率３割を超えている方選手や、ホームランを７本も打っている郭選手（共に統一）も含まれています。大半の選手が今季、一軍での出場実績があることからも、日本の選手が「二軍主体」であるとすれば、CPBLは「一軍の控え主体」と言えそうですね。年齢も、上は32歳（Lamigoの陽選手）まで入っていて、かなり幅広いです。
一つ、疑問点がありまして、游宗儒・朱育賢・鄭鎧文の三選手は、所属球団が書かれておらず、今季の一軍出場もない選手なのです。三人とも24歳前後なので、新人かも知れません。たぶん、どこかに説明が書いてあるのだろうと思うのですが、あったとしても中国語表記でしょうから、さすがに分かりません（汗）。
中国語と言えば、前回書いたように日本語と同じ発音の野球用語があって、「満塁」は、そのまま「まんるい」でした。ただし、「ん」にアクセントがあります。
さて、それでは引き続き、台湾での熱戦を楽しむことにしましょう。（
http://www.cpbltv.com/）
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