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2015年12月12日23:40

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京王だって?

朝のウイング号設定が目玉となっていた京急のダイヤ改正、予定通り実施されたそうです。しかし時間が経つのが早いですね。

京急電鉄、12/5ダイヤ改正 - 必ず座れる「モーニング・ウィング号」を設定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=3698888

他に東武東上線で来春のダイヤ改正からTJライナーに朝の上りを設定すると発表されており、ここは最混雑時間帯を外しての2本運行という点も京急と類似しています。
他にどの程度続く事業者が現れるかは不確定なものの、通勤ライナーというコンセプトが関東私鉄において一つのトレンドとして模索されているのは間違いないでしょうね。

自分の推測としては、これは人口減対策であると思います。
元々日本の大手私鉄は郊外の住宅地から都心の職場への通勤に利用されることをビジネスモデルに敷設され、人口増と都市部への機能集中を背景に業績を伸ばすもそれはラッシュ時間帯の慢性的な混雑を伴いました。
この混雑に対し私鉄各社は両数と本数の増加による輸送力の強化や線増、立体交差化などでのインフラ拡充で臨みましたが、業績が伸びている内はまだしも、日本の人口が曲がり角に立って減少に転じ、それに合わせて利用客の減少も顕著になってくるとその施策も方向転換を余儀なくされます。
つまり、乗客が減る中で相対的に過剰になっていく車両や設備をどう活かして営利活動を追及するか、であり、朝時間帯の有料列車はそれへの一つの答えと言えます。
いくら日本の人口が減ったとて、東京のような都会でラッシュの流動方向に走る列車に乗客の完全着席はあり得ません。であれば必ず着席出来ることを付加価値に掲げた列車を走らせて追加料金を取れば、客単価を底上げでき、細く長く稼げる、という算段なのでしょう。

満員電車に決別? 必ず座れる電車
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=3756551

それにしてもこの記事で気になるのはここ。

>一部報道では東武鉄道や京王電鉄でも、朝の時間帯の“必ず座れる電車”の運行を始める予定だという。

京王でこんな発表ありましたっけ?有料列車向け車両自体影も形もなく、またそのアナウンスも構想として提示された程度で朝の通勤ライナーなんて話は沿線の住人ながら聞いた覚えがありません。
まぁ利に聡く小回りの利く京王のことなのでやりたがっていて不思議はありませんし、最近はやたら早朝深夜の優等列車を拡充しているのでその最終的な目標が京急のこの列車への追随であると言われても驚きませんが、通過区間とかどう采配するのかな?とは思いますね。
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