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2015年12月11日17:31

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最も国際的なJR

西がブラジルの鉄道事業に出資するそうです。三井物産との共同出資なので単独行動ではありませんが、国に請われるなどの形でなく自分の意思で、しかも投資という手段を取るのはかなり思い切った判断です。
自分はかねがね西は、良くも悪くもJRの中で最も国際的な社風を持った会社だと思っているので、このニュースには我が意を得たりの思いがしますね。

■ブラジル鉄道事業に共同出資=物産とJR西、官民ファンド
(時事通信社 - 12月09日 23:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3752376

具体的には都市鉄道の運営に携わるようです。都市鉄道…そんなに西の得意な分野とも思えないですが(笑、自治体を交えての経営となれば他のJRが手掛けるよりは上手くやりそうです。
ブラジルといえばモータリゼーションの影響を受けて中長距離旅客輸送はネットワークとしては壊滅状態にあります。勿論高速鉄道の類いもなく、成長分野として期待できるのは貨物輸送か都市鉄道のどちらかしかありません。
流石に貨物は西には管轄外なので、あの国に参入する上ではこの選択はベストと言えます。

■JR西日本、ブラジルの鉄道に出資 海外事業初
(朝日新聞デジタル - 12月10日 11:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3752984

それにしても、LRTもやるとは。サンパウロにLRTが開業予定とは初めて知りました。三井物産の以前の発表ではゴイアニアにもLRTの計画があるようです。

http://s.minkabu.jp/news/view/779290

西は富山港線の富山ライトレールへの委譲という形でJRでは唯一実践的にLRTに関わっていますから、この点でも海外展開にはアドバンテージがあると言えますね。
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