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2015年12月10日20:33

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FMドラマシティ アロママッサージ ルナのコーナー76−2

(続き)

先日、映画「秘密のあっこちゃん」を見ました。
小学5年生のあっこちゃんが、いきなり、大人の女性になり、会社で働きます。
すると、会社にいる人も、子どもの頃は、楽しいことやわくわくすることが大好きだったはずなのに、
大人になると、●●がどうだとか、□□がどうだとか。と言うような、
たくさんの枠をいっぱい抱えていて、素直に感情を出すことができず、とっても、大変そうなのです。

この原稿を書いていて、共通点を感じた映画でした。

では我々はいったいどうしたらいいのでしょうか?

それは...感情を出せる場所や感情を出せる人間関係を作ることです。
大人になると、何かと、我慢をしなければならないことが増えていきます。
理不尽だと思うことも我慢しなければ、社会生活を送っていくことは出来ません。
大人になればなるほど、感情を出さなくなります。
そして、筋肉はどんどん硬く、緊張していきます。

子どもの筋肉が柔らかいのは、若くて、磨耗していないということだけではなく、
感情を素直に出しているからということもあるのです。

このようなことを、「慣れる」という言葉の方で表現した方が分かりやすい人もいるでしょうが、「慣れすぎるのは問題」なのです。
はじめは怒りを90%感じていたとしても、慣れによって、20%ぐらいになる場合もあります。

それが、本当の意味で20%になっているのならばいいのですが、
多くの場合は、筋肉を緊張させて感情を抑え込むのに
「慣れているだけ」なのです。

もちろん、最初は全く感じなくなっているのではなく、
90%の緊張感が20%の緊張感になるといったように、
感じないように、無意識にしていってしまうということです。

つまり、自分では知らず知らずに、筋肉が感情を抑えこむために緊張しつづけているのです。

このようになると、本人は我慢することを無意識にやっているので、
我慢をしている感覚は低くなり、
ストレスを感じていないとさえ思うこともあるのです。

美容院などで、肩を揉まれると「肩、こってますね」と言われるけど、
触ってもらうまでは、肩こりの自覚がなかったり。
「肩は少しこっているとは思うけど。」と言う、クライアントの肩を触ると、
少しどころではなく、筋肉の深部までかなり、硬く固まっているということが、
よく、あります。

極端な例ですと、不眠症やめまいの症状があるのに、
心理的ストレスチェックのテストを行うと、
健康という判断が出てしまう人もいます。…私もそうでした。

これは、心理的なストレステストと呼ばれるものが、自己判断で記載するため、
無意識ではストレスを感じているのに、
表層意識では感じていないような感受性の低い
(はじめから、低かったのではなく、慣れてしまって低くなった)方に、
このような結果が出ることがあります。

このような場合、なんで自分はこんな症状が出るのだろうかと考えてしまいます。
または、こんなこと、たいしたこと無いんだと、思い込んだり。
(→意外とこっちの方が多いかもしれませんね。
他の人はもっと、大変なんだから…。なんて。)

このように慣れというのは、危険なことがたくさんあります。
しかし、感情を解放させるのは、そんなに簡単ではありません。
感情を抑えることを習慣としてきた方は、
素直に感情を出すというやり方が分からなくなってしまうからです。

このような場合は、アロマトリートメントで、筋肉などをゆるめることをお勧めします。

表層意識(自覚として)で、感情を抑えていることがわからない場合、
「感情を出していいですよ。」と、言われても、
「感情を出すって、どうやったらいいの?」とか、
「そもそも、感情を出すって、どういうことなのか。」
「自分がどうして、感情を溜め込んだのか。」を理解できません。

でも、エッセンシャルオイルは無意識の領域で働くため、
「何がどうだから、どうだ。」と言う理論や理屈がわからなくても、
無意識に抱えたストレスを解放してくれるのです。

脳の神経系統から伝わって、
そのまま、緊張が溜まっている体の部位にまで、
働きかけるので、本人のわからないところで、筋肉を緩めてくれるのです。

もちろん、ここまで溜まった緊張は、1回のトリートメントで、
すべて、解放されるわけではありませんが、
100%溜まっていた緊張の、70%程度にまで落ちれば、
かなり、楽になったと、実感できると思います。

でも、次にいらっしゃる時までに、
また、日々の生活で感情を溜め込みます(ここまで来ると、習慣になっています。)ので、
継続して、心と筋肉の解放することが大切になります。

ただ、大抵の方は、定期的に継続しないため、
また、知らず知らずに感情を溜め込み、肉体に緊張の我慢を強いるのです。

日本は、皆が我慢するのが当たり前で、皆が感情を出さないし、
「私だけが大変なんじゃないし。と言う、風土であることも原因の一つです。

ましてや、「癒し」の意味が理解されていないので、
「癒し」=ご褒美感覚・贅沢な感覚でとらえられがちですが、
アロマトリートメントへの本当の理解がなされれば、
様々な病気の原因をかなり、減らすことができると思いますよ。

ここまで、お話してきて理解していただけると思いますが、
心と体には密接な関係があること。
●●病になったのは、○○を取り過ぎたから。××をやりすぎたから。
だけでは、無いということなんです。

それ以上に、日常生活で徐々に溜め込んだ感情のほうが、怖いんです。
だって、本当の自分が嫌なことを、
自分に嘘をついて、見ないようにして、
騙し続けているんですから、当たり前ですよね。

最近聞いている、「お気楽チャンネル」と言うネットラジオがありまして。
(このブログの横にリンク張っています。→ ポチっと押すと、聞けますよ)

その中で、感情を爆発させるのに良い場所があると、言ってました。
それは、カラオケボックスです。 
ひとりカラオケの時代でもありますし、音響効果もばっちりです。
人には出せない感情に気づいたら、ひとカラで、思い存分、爆発させて、感情を成仏させてあげましょう。

そして、定期的に、心と体の解放をアロマトリートメントでどうぞ!

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