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2015年12月07日15:05

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懐かしの怪獣消しゴム

私は今、実家に戻ってる訳だけど、昔学生時代に使ってた部屋が手狭となり、社会人になった
頃から祖父母の使っていた12畳の部屋に移った。
(祖父母は叔母の住むマンションの、別の階に引っ越した。今は他界しちゃったけど)

話戻してこの部屋、客間の様な扱いをしている部屋で窓は東向き。
日照を妨害する高い建物も無いので、朝の光が直撃する。
そこに寝床を移し、模型作ったりする工房を一角に設えたという訳です。

探し物が有って元、自分の部屋だった場所・・・をごそごそしていると、こんなものを見付けた。


フォト

ポピー製の怪獣消しゴム。
うーん、歳バレがどう、とか言う場合では無い。

よくぞ残ってた!と褒めたたえるべきか何と言うべきか。
不思議とコレ見てると、名前がスッと出てくるんだよねえ・・・。
「コークス」とか「ガイガン」なんて名前、初めてタイピングするわってレベル。

当時、ガキだった頃のコレクションではこれよりも倍くらいのサイズの「大人怪獣」みたいな
ものと、星人の様なしっぽの付いていない二脚直立型とが有った。
蓄光タイプも有れば、やや出来の悪いパチモンみたいなエレキングなんかも有ったな。

んで、ちょっと昔語りが続くが、クラスメイトと交換したり(トレーディングってヤツだな)、
色を塗ったり、トントン相撲やったり、双六のコマとして消しゴム怪獣たちは活躍した。
怪獣消しゴム以前は「スーパーカー消しゴム」と言うのが有って、そりゃまあ流行ったんだ。
その流れで怪獣かあ。
ガキどものコレクション魂をガッチリ掴んでたと思うんだ。
今の子供と違って小遣いなんか持たせて貰えない。(そういう家庭も有るのかな?)
今考えると、一体どうやってカネを工面してたんだろ?
どういう錬金術を使ってたのか・・・謎だわ。

入手方法は「ガチャガチャ」。地方によって呼び方が「ガチャポン」だったりする。
一回¥20なんだ。
怪獣一個が入る小さなカプセルに入っている場合と、後期には3〜4個入って¥100という
機械も有った。

・・・なんか書いてたら色々と思い出してきたぞ?
駄菓子屋の前に置いてあったり、ドコが入荷が早いとか品揃えがどうとか、ガキどもの
ネットワークは凄まじいスピードとガセ情報で溢れてた。
エエカッコシィの奴が居るからね。どこでガチャを回したかって問い詰め寸前の拷問とか
日常チャメシゴトで、ウロ覚えやその場しのぎのウソ、ハッタリ、もうなんでもアリだったな。
深く追及したりはしなかったのは、そういうのも遊びとして根付いてたからだろうね。


フォト

主にはウルトラ怪獣がラインナップされてた訳なんだけど、東宝特撮やゴジラに出てきた怪獣
なんかも立体化されてたんだよね。
ガキの頃はそういう映像作品も、TVで放送するまで何なのか解らんとか、ムック本や
そういう資料を集めるどころか、出版されてるかすら怪しい時代だったから。
「ウルトラ怪獣大辞典」とか、ケイブンシャや子供向けレーベルの百科事典(笑)で辛うじて
載ってるとか、そんな感じ。しかもモノクロ写真で。シルエットしか判別出来んっての。

まあそれはさておき、今見てもこれ、良く出来てるよねえ。
ディフォルメの具合が抜群と言うか、こういう怪獣のカタチのフォーマットに巧く当て嵌めてる、
と言うか・・・。

弟と一緒に集めたダンボール一杯の怪獣たちの殆どは、母親の無慈悲な粛清で目の前から
消えてしまった訳だけど、まあ・・・生き残りのキミら消しゴム君たち、手厚く保護すっからネ!

とまあ、とにかくオトコというのは何でもお気に入りをコレクションしたがる生き物なんです。
そのどこに琴線に触れる部分が有るのかは人それぞれだけど、こういう物欲って、
やっぱ子供の頃から育まれるモンなんだなあって。つくづく・・・。



フォト

ついでにと言うか、一緒に埋まってた品。
ダイキャスト?製の、MSマスコット。
アガーイはマジックでペイント(笑)

ちっこいけどズッシリ。
ガンプラのブームの頃に、ツクダからゲームルールブック用のすず合金製のガンダムや
ザブングル、イデオンといったアニメに出てくるメカの40ミリサイズの金属製フィギュアが有った。
プラモに飽き足らない時代だったので、高価だったがこっちのコレクションもしていた。
今も残っているが、当時の拙すぎるペイントをお見せするのは恥ずかしいので、
掲載はしません・・・。



これら以外にも模型関連のカラーなんかが発掘されたので、それは夜にでも小ネタとして
日記に書くとします。
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