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2015年12月06日16:38

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マリインスキーバレエ ジュエルズ

2015年11月26日(木) 6:30p.m〜9:00p.m. 文京シビックホール

振付:ジョージ・バランシン
舞台指導:カリンフォン・アロルディンゲン、サラ・リーランド
     エリーズ・ボーン、ショーン・レイヴァリー
舞台美術:ピーター・ハーヴィー
衣装:カリンスカ
衣装復元監修:ホリー・ハインズ
初演版照明:ロナルド・ベイツ
照明:ペリー・シルヴィー
舞踊監督:ユーリー・ファテーエフ
指揮:アレクセイ・レプニコフ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団

<出演>
第1部≪エメラルド≫
音楽:ガブリエル・フォーレ
≪ペレアスとメリザンド≫≪シャーロック≫より

ヴィクトリア・マクラスノクーツカヤ
アレクサンドル・セルゲーエフ
ヴィクトリア・ブリリョーワ  
ローマン・ベリャコフ
ナデージダ・ゴンチャール   
スヴェトラーナ・イワノワ
エルネスト・ラティポフ

第2部≪ルビー≫
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
≪ピアノとオーケストラのためのカプリッチョ≫
リュドミラ・スヴェシニコワ(ピアノ)

ナデージダ・バトーエワ
キミン・キム
エカテリーナ・コンダウーロワ
デニス・ザイネトジノフ
ワシリー・トカチェンコ
ヤロスラフ・バイボルディン
アレクセイ・ネドヴィガ

第3部≪ダイヤモンド≫
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
≪交響曲第3番≫より(第1楽章を除く)
クリスティーナ・シャプラン
ティムール・アスケロフ
エレーナ・アンドローソワ
エカテリーナ・イワンニコワ
ディアナ・スミルノワ
ズラータ・ヤリニチ
ローマン・ベリャコフ
ヤロスラフ・プシュコフ
アンドレイ・ソロヴィヨフ
アレクセイ・チュチュンニック

だいぶ時間がたってしまったけど、マリインスキー祭りオープニングのジュエルズの感想をメモ程度に。

正直言うとバランシンは余り得意ではないのでジュエルズも結構眠たくなってしまうことが多いのですが、マリインスキーはさすがで、うとうとする間もありませんでした。特定のダンサーがよかった、というよりは、全体のレベルが高いことにまず嬉しい驚き。テクニックだけでなく、ルックスの面でも、手足が長くて顔が小さくて美しいダンサーがたくさん!

ジュエルズを全幕で観るのはこれが4回目だと思います。最初に観たのはパリオペの来日公演で、ルグリがルビーを踊っててすごく素敵だったという記憶が(今ちょっと調べたら2003年・・・)。あと、2014年の年始にロンドンのロイヤルバレエ団で観たときはそれまでつまらないと思っていたエメラルドが意外によくて、と、演じる人達によって面白さも変わる作品だと思います。

今回は、ダイヤモンドがよかった。マリインスキーのスタイルに合うのでしょうか、あの神々しくて上品な感じ。ダイヤモンドはロパートキナが最高と思いますが、シャプランもキラキラして繊細でかわいらしいガラス細工のようで、なかなかよかったです。シャプランは本当に美人さんでスタイルも動きも美しいけど、はかない感じがします。足元もちょっと不安定。その壊れそうな美しさが彼女の個性なのかな。彼女とアスケロフだけでなく、コールドも正しくワガノワスタイルできれいでした。

有名どころでいうと、ルビーにキミン・キムとコンダウーロワが出演していました。キムは元気いっぱいのルビー。上手いな、とは思うけど、私はもう少しノーブルなルビーが好みかも。コンダウーロワは存在感もテクニックも非の打ちどころがないけど、意外に上品。4演目見て改めて思いましたけど、マリインスキーは強さとか感情丸出しの演技をあまりやらないですね。
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