机の上が削りカスとか工具でとっ散らかってて、まともな撮影が出来な〜い。
そんな魂の訴えを、マックナイフが代弁していますよ。
今迄に造ったGレコのMS並べて、ラインダンスさせて〜な〜。
エルフ・ブルックのMS状態のカカト。
写真の様にプラ材を貼り付け、成型してきちんと接地させた。
改めて見ると、このカカトの関節・・・物凄い出っ張ってんね?
もう少し位置調整しとこう。
プラ板でゲージを造って、MA用のカカトを別途製作中。
三角棒で補強を入れてシアノンで固め、エポパテで表面のアールを造る。
乾燥・硬化まで二日ほどかな。
それまではちまちまと細部の詰めをしようじゃありませんか。
今日はこのスーパーつくりん坊スタイルのコーナーに、お便りが来ています。
早速紹介して行きましょう。
え〜、北九州にお住いのラジオネーム「ヨメハンにクレカ取れ上げられちゃった猫」さんから。
スゴイ名前、と言うか緊迫した状況が伝わる・・・感じですね。
引き落としがどれくらいだったんだろ。バレちゃった、と。
「先生わんばんこ。
ボクはピンバイスでの穴開けが苦手です。
開けたい面に対して、90度の角度できちんと開口するにはどうすればいいですか?
コツが有るなら教えて下さい」
なるほど。なんか・・・その様子が手に取るように解る、模型あるあるですね。
ドリルで穴を開けたんだけど、反対側からは思った位置に、対称的になんなかった、と。
一回や二回は誰も経験あると思いますよ。
ただそれが毎回となると、ナンかミスってんじゃないか、根本的なトコはどこかって訳ですよね。
簡単に言葉に出来ますが、実は結構工夫が必要かもしれませんね。
つまりは、対象物をちゃんと固定する事。
そしてドリルも正しく90度の角度で穿孔して行く事。
この二つが高い精度で守られると、問題はクリアーしたも同然ですね。
まさかとは思いますが、空中で作業してないですよね?
机の上に対象物を置いて、固定する。
何も接着とかしなくても、卓上バイスで挟んで固定したり、私が良くやってる「濡れタオル」の上に
パーツを押し付けて、でも良いです。
兎に角、ドリルを当てた時にブレ無いようにして下さい。
次はドリルの穿孔角度なんですが、これは機械式にボール盤を使うと確実です。
しかし、一般家庭でこんな専門的な作業機械の導入をしてる人なんて、よっぽどですよね。
工作機械だって安くないし、技術も専門工の人が居る位です。
したら後は、自作でも良いから任意の角度で掘れるガイドを用意するのが良いかもですね。
筒状になったガイドを対象物に当てた時、掘りたい角度になっていれば、後は力を掛けなくても
ドリルの刃の、侵入角がブレることが「少なくなる」でしょう。
ここでブレる、というのは余計な力が掛かってしまっている、ということでも有りますね。
掘り始めは良くても、途中で利き手の方向側に歪むとか、良くあります。
対象物が硬ければその傾向も増しますね。
後は焦り・・・とかかな。
ゆっくり確実にヤれば失敗しないのに、何故か早く作業を終えたいとか思っちゃって、
雑念が入るわ気が散ってるわで・・・。
具体的には「何かガイドを用意しておく」という物理的な解決法と、ゆっくりと落ち着いて
ヤんなさい、という書いたら凄くアッサリしたアドバイス・・・ですかね。
こういうのはベテランになれば成るほど自分流になってしまってて、結構誤魔化す手段も
同時に身に付けちゃうモンです。
ベテランが毎回正確な工作が出来ているかどうかは解りませんが、何でもこうした事の
積み重ねですので、基礎技術は馬鹿にせずに習得して行くことが上達への近道・・・でしょうね。
とかなんとか言ってたらお時間が来た様です。
いつでもこのつくりん坊スタイルのコーナーはお便り、お待ちしておりますヨ〜。
それでは今宵のお相手は、「いつも心にヤスリがけ」、らすごでした〜。また明日〜。
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