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2015年12月04日12:23

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「親の信頼をどちらが得られるか」の勝負で、病院が宗教に勝てる訳ないじゃん。

「親の信頼をどちらが得られるか」の勝負で、
病院が宗教に勝てる訳ないじゃん。

3時間待ちの3分診査で、処方箋を書いてよこすだけ、
あとは看護師に丸投げのお医者様が、

親の悩みや苦しみを3時間聞いて、
子どもの手足を30分さすってくれる宗教家に、

勝てるわけねーだろ。


人間は感情の生き物であり、子に注ぐ親の愛情や希望絶望は、
業にも近い本能と感情なのである。


医者と宗教家の、どちらがより多く、
自分の子どもに時間を割いてくれたか、
触ってくれたか、情を注いでくれたか、懸命になってくれたかが、
信頼するしないの、判断基準になり得てしまうのだ。


医学の静けさとは、遠い場所にあるのだよ。


つうか、学校も情けないね。
保健室に置いていたインシュリンを母親が持ち帰る前に、
保健室の先生は、どんだけ、母親の話を聞いてあげていたのだろう。

まさか、生徒じゃないんで聞きません、給料の範囲じゃないんでw
とかじゃないよね?


宗教家が、3時間、親の話を聞いたならば、
保健室の先生なり学校の先生なり病院の先生は、
6時間、親の話を聞けばよかったのである。

宗教家が、30分、子どもの手足をさすってくれたならば、
保健室の先生なり学校の先生なり病院の先生は、
1時間、子どもの手足をさすればよかったのである。


それもせずに、子どもが泣いて嫌がるインシュリンを、
「打たなきゃ死ぬよ」と言うだけなら、親にとって病院は、

敵 でしかなかったろうね。



病院も、学校も、親に味方だと思ってもらえなかった、
エセ宗教家以下の信頼しか、親から得られなかったことを、

恥じて、反省するがいい。

(寧ろ信頼なんてこれっぽっちもされてなかったんじゃね?)




糖尿病男児死亡 逮捕の祈祷師、大量ハンバーガー食べさせる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3743311

7世紀末、日本三戒壇(※国が僧侶に戒律を授ける壇)の1つが設置された下野薬師寺をはじめ、古来、仏教文化の中心地として栄えてきた栃木県下野市。霊験あらたかな土地として知られるが、その男の祈祷は異様だった。

「自宅の近くに八龍神を祀った社があるんだけど、その前でゴザ広げて昼も夜も拝んでんだよ。“悪霊退散!”とか叫びながら。終わると墓地に行って、ろうそく100本立てて、また念仏だ」(近隣住人)

 11月26日、糖尿病を患っていた宇都宮市の今井駿くん(享年7)に適切な治療を受けさせずに死亡させたとして、下野市在住の自称祈祷師・近藤弘治容疑者(60才)が殺人の疑いで逮捕された。駿くんは昨年11月、根治の望めない重い糖尿病を発症し、両親がわらにもすがる思いで助けを求めたのが、近藤容疑者だった。

 電力会社勤めの父と派遣社員の母の元、3人きょうだいの末っ子として生まれた駿くん。休日は家族みなでサイクリングやピクニックに出かける仲睦まじい一家だった。しかし、昨年秋に駿くんは体調を崩す。同年11月、県内の病院で下された病名は、「1型糖尿病」。膵臓の細胞が破壊され、インスリンの分泌が止まる難病である。1日3回のインスリン投与が生涯欠かせず、もし怠れば血糖値が上がり続け、頻脈、嘔吐、心不全の症状が表れて死に至る。幼い駿くんにとって、生命線となるインスリン注射はなによりも苦痛だった。

「保健室にインスリンを常備しておいて、休み時間のたびに打つのですが、駿くんは痛がってワンワン泣くんです。“なんでぼくだけ注射打つの?”って…。こんなことを一生続けなければいけないのかと、ご両親も本当に悩んでいました」(学校関係者)

 クリスマスツリーに、《サンタさん、僕の病気を治して》と書いた紙を結ぶ駿くんを見て、両親は涙した。近藤容疑者が駿くんの母親の勤務先を訪れたのは、その矢先のことだった。「龍神による心霊治療」と書かれた名刺を母親に渡した近藤容疑者は、「不治の病も治せる」と語った。

 現在の医学では、1型糖尿病は完治しないといわれる。対症療法しかないなか、注射のたびに痛みに耐えられず泣き叫ぶわが子を見て、両親は追い詰められていったという。苦悩の末、母は近藤容疑者に連絡を取った。この日から悪夢が始まった。

「腹の中に悪霊がいる。インスリンでは治らない」


 近藤容疑者が駿くんを見た後の第一声だった。彼はインスリン投与を無理矢理やめさせた。以後、およそ治療とは呼べない儀式が始まった。駿くんの体の周囲に何本ものろうそくを立て、「悪霊退散!」と念仏を唱え続けた。山から汲んできたという「龍神水」を飲ませ、栄養をつけるという名目で大量のハンバーガーを食べさせた。注射器や血糖値の計測器は銀紙に包んで物置にしまうよう指示した。

「誰が見ても異常な話です。でも、これまで治らないと言われ続け、ただ絶望するしかなかった両親にとって、“治せる”という彼の言葉は初めての希望であり、抗えなかったのかもしれません。何も知らない駿くんも、“注射がなくなって嬉しい”と笑顔を見せていたそうです」(警察関係者)

 彼は1回の治療ごとに「龍神へのお布施」と言って3万1000円を徴収していた。両親が払った総額は200万円以上にもなるという。

 当然だが、近藤容疑者の祈祷治療で駿くんが回復することはなかった。今年3月、体調が悪化した駿くんは県内の病院に緊急入院。インスリン投与を受けて容体が安定、同年4月に退院した。近藤容疑者はこの入院に激怒したという。

「子供を殺す気か! 体調が悪化したのは信仰心が足りないからだ!」

 そう言って、インスリン投与をやめるよう改めて命じた。

「母親が学校に来て、保健室に常備していたインスリンを全て持ち帰って行きました。もちろん学校側は不審に思いましたが、母親の行動に干渉はできませんからね。入院先からも“インスリンを打たなければ死にます”と再三にわたって説得されていたようですが、両親は近藤容疑者を選んでしまった。彼の言う“完治”という言葉が、それほどまでに悪魔的な魅力を持っていたのでしょうか…」(別の学校関係者)

 駿くんの容体は再び悪化し、同年4月26日、意識不明になり病院に緊急搬送。翌日、院内で衰弱死した。葬儀後、やつれきった両親の姿に、近隣住人は誰も声をかけられなかったという。

 近藤容疑者は現在、県警の取り調べに、「私の治療ミスではない」と容疑を否認している。両親も保護責任者遺棄致死罪の疑いで聴取されており、近く書類送検されるという。

※女性セブン2015年12月17日号
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