我が社の飲み会で、部下のA君（20代後半）が彼女募集中だという話になったので、「確率論」を使って「どうすれば理想の女性に出会う確率が高くなるか」をみんなで話しました
まずA君の好みを列挙させます
「１人暮らしで、上品さがあり、非常によく食べよく飲み、仕事に誇りを持っている同年代の女性。ここまでは譲れない」
なかなかうるせー好みだこと
次に、「そういう女性と知り合う場にはどんなものがあるか」を考えます
「場」は大きく分けて3通りあります
�� 普段の生活で知り合う（仕事の付き合いや自然に開かれた飲み会）
�� 友人の紹介（目的をもって開かれた飲み会など）
�� ナンパに近いもの
次に「それぞれどんな場が理想なのか」を決めます
�，両譴倭�びようがないので確率論からは除外し、ポイントを�△鉢�に絞ります
まず�△両譴婆榲�を達成するには、「どのポイントに絞って紹介をお願いするか」がkeyとなります
その場合、確率論においては「最も選ぶのが難しい条件に絞る」のが定石です
また、他人に紹介を任せるのですから、「主観を排除できる条件」に絞ることも大切です
「上品な女性」なんて主観の塊なので絶対にダメです
この場合、「良く飲む女性を探す」がそれに当たると考えられます。列挙された条件の中で、「非常に良く飲む女性」の数が最も少なく、しかも客観的に判断できると考えられるからです
友人としては探すのは大変ですが、そのぶんその紹介が成功する確率は最も高いと言えます
今後A君は友人に「とにかく良く飲む女性を紹介してくれ。条件はそれだけでよい」とお願いすることを決心したようです
次に自らのコミュ力が問われる��ですが、今度はガラリと変わって「最も簡単な条件を満たす場に絞る」ことから始めることとなります。周りがほぼ全員その条件に当てはまるような場を探すのです。
さっきの「紹介」とは真逆で、最も簡単な条件が「良く飲む女性」ということになります。酒場に行けばいいだけだからです
次に、「1人暮らし女性が多い酒場はどこか」を考えます
1人暮らしであることと仕事に誇りを持っていることは確率的に近似性があります
20代後半のA君と同年代で仕事を頑張っている女性であれば、実家を出て勤務地近くに家を借りている可能性は低くないので、「仕事を頑張っている」という条件も同時に満たせそうだからです。
酒代を払いながら都心に住める人は少ないでしょうから、東京で言えば「山手線の外側で山手線から3駅以内で女性が住みやすそうな住宅地」がそれに相当すると考えられます。3駅を超えるとファミリー層が多くなるのはどの路線でも同じですから実家暮らしの確率が上がってしまいますし、都心から一定距離を超えると、1人暮らしであっても「仕事を頑張るための1人暮らし」という前述のロジックから外れてしまうからです。
あとは、A君自身の住居との距離感で適切な街を選ぶだけです。
最後の「上品な女性」は主観そのものであり、「その場に行かなきゃ分からない」ことなので、場所を選択する際の条件からは外します。山手線の外側であれば街によって上品な女性の数がそうも違うとは思えません。
A君はそれまで六本木や西麻布や青山の飲み屋で勝負していたそうですが、それでは確率が低すぎます。いくら店の数も女性客の数も圧倒的に多いとは言え、それらの街に繰り出している女性（複数であれ単独であれ）には「たまの贅沢」を「飲むならしゃれた街で」の理由で楽しんでいる人が多く含まれている可能性が高いからです。それらの街で飲むことと仕事への誇りの関連性も薄そうですし、きっと終電前に実家に帰るのでしょうから、ゆっくり話す時間は限られてしまいます。
A君は恵比寿から1駅の中目黒在住ですが、みんなの議論結果を吟味し、これからは渋谷から2駅目の三軒茶屋に絞って活動するようです（笑）
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