日本が核武装したら…

日本はその気になれば核兵器を作れる！と主張、的はずれな言動繰り返す＝中国
2015年12月01日 07:51 サーチナ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=97&from=diary&id=3737682

　日本は原子力を発電に活用しているが、兵器としての核については
「保有しない、製造しない、持ち込まない」という非核三原則を堅持している。
しかし、過去の歴史問題からか、中国では
「日本がいつか核兵器を保有することになるのではないか」
という警戒心が根強く存在する。

　中国メディアの今日頭条は２７日、
「日本はその気になれば核兵器を開発できる」
と主張し、日本にとって核兵器開発は核燃料の面も技術面もまったく問題とならないと
主張している。

　東日本大震災の影響によって原発の発電量が減少したものの、震災前の総発電量に
占める原子力の割合は３０％を超えていたことからも分かるとおり、日本は原発大国と言える。
記事は、
「日本はウラン濃縮と再処理の工場を持ちながらも、核兵器を保有しない国だ」
と指摘し、日本は大量のプルトニウムのほか、核開発に必要な技術もすべて有しているのが
現状だと主張した。

　また、日本は高いロケット技術を有していると指摘。
これまで発射したロケットの数や固体燃料ロケットの開発からみると、ロケットへの
核弾頭の搭載技術にしても問題はなく、
「日本は秘密裏に核兵器を開発するだけではなく、特種な大陸間弾道ミサイルもテストしている」
などと主張、過度な警戒心をもとに的はずれな主張を繰り返した。

　過去の歴史からか、中国は原子力関連で高い技術力を有する日本が核兵器大国に
なるのではないかと恐れ、警戒している様子がうかがえる。
また、日本が集団的自衛権の行使を一部解禁したことも、こうした警戒をより強めていると
見られる。
だが、それでも日本が核開発を秘密裏に行っているなどと主張するのはあまりに
的外れとしか言いようがなく、プロパガンダにすぎないと言わざるをえない。
（編集担当：村山健二）