サッカー４種リーグ埼玉県大会

日曜日は長男の四種リーグ（１２歳以下のサッカー少年）の県大会がありました。
埼玉県内のプロチーム　アマチュアチームがほぼ全部参加する厳しい予選を突破したチームだけが
参加を許される　一般規格のコート　ゴール　人数で行われる大会です。

この大会へ出場できるだけでも栄誉です。埼玉のサッカー少年が目指す大会。
決勝は埼玉スタジアム2002で試合が出来ます。あの日本中のサッカー少年たちが憧れる埼スタです。

息子のチームは一勝だけでも出来れば大金星。
その日の為に一生懸命練習を重ねて来ました。まあ小学校のグラウンドは試合で使うピッチの半分がやっと取れる程度の広さしかありませんが。



緊張をしていたようですが　コーチが全員を集めて円陣を組んでリラックスさせます。

ピッチに出て行く姿はすがすがしさすら感じます。とても良い表情です。

スタメンに入って本当に良かった。いつもの右サイドバックです。

相手のチームは全勝で上がってきているチームです。ほとんどの出場校？（いやプロの下部組の居るので校では無くチームですな。）がそんな感じです。勝ったり負けたりで上がって来ているチームはうちぐらいでしょう。週末にしか練習が出来ないアマチュアチームが残ることは非常に難しいのです。正直　どんな試合になるのか恐ろしさすら感じます。


開始早々失点。
押されっぱなし　相手のハードワークと戦術に翻弄されまくりです。
前半は0-1で終了。

しかし相手チームは素晴らしい連携です。寄せることすらさせてくれません。
前半は相手のキーパーがボールに触ることがありませんでした。
もちろんシュートもゼロ。シュートまで持って行くことも出来ません。

後半

数分で勢矢はアウト　交代です。
粗削りではありますがキック力のある５年生と交代です。コーチはパワーでなんとかこの戦況を打開したかったのでしょう。俺悪いところなかったよね？と　試合が終わってから息子が聞いてきました。
全くないよ。と答えてやりました。実際悪いところは無かったけど　悪いところが出るどころでは無いぐらい相手がすごかった。
交代は残念ながらこれが裏目に出て　勢矢が抜けたポジションから２失点

でもそんなことはどうでもよくて　チャンスらしいチャンスは作れないで試合は終了。

0-3で敗退。

サッカーってのはチームスポーツという事を相手のチームから教わった気がします。
相手を信頼して　相手の期待に応えるプレーをして総合的に優位に立つ。
素晴らしいチームでした。

個の対戦相手が勝ち残ってくれることを祈ります。
あのチームに３点しか・・ってなれば慰めになるじゃない？

勢矢のチームも俺が俺が！ってプレーをしても歯が立たない。と悟ったっと思います。
トレセンが二人居ても所詮１１人の中の二人　なにも出来はしないのです。
試合を見ていてチームの結束力がだんだん良くなっていくのを感じられました。
仲間を信頼し始めてるな・・と感じました。まあ今さら遅いけど　ここまで強い？いや　ちゃんとしたチームと対戦したことが無かったんだとおもいます。

よく　いい経験だったんじゃない？って言われるけど　それが感じられたのならいい経験になったんだと思います。

こんな大きな大会はもうないけれど　まだいくつがこのチームで戦える大会があります。
この経験を生かして一回り大きく成ったというような　試合を見せて欲しです。

このチームもあと数カ月なんだからね。

今大会　招集した５年生４人は出場機会がありました。
６年生でけが人を除いて　出場機会がなかった選手が４人。
何とも　言えないけど　本当に子供たちや応援に来た親御さんの気持ちを考えると複雑です。
頑張るしかないんだけど　いや頑張ってるんだろうけど・・・・
スポーツって残酷だよね。いや生きるってこういうことなのかもしれません。
出たいなら他より上に行かないといけないのです。次の大会は勢矢の出番は無いかもしれません。

実は３年の次男の練習試合もあったのですが
最後の試合に間にあったのですが前よりずっと上手になったけどまだまだダメです。
ガチな試合には出してもらえない感じです。
まあ勢矢もそうだったけど　頑張ってもらいたいなと。頑張れば何とかなるって見本がすぐそばに居るんだから頑張ってほしい。

そんな週末でした。