■オウム菊地直子被告に一転無罪判決、釈放 東京高裁
(朝日新聞デジタル - 11月27日 13:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3732360
いや、こいつは、「我等の良心の試金石として、画期的な判決」と思うんだよな。爆発物を知らずな運んだのなら、被害者宛に小包運んだ宅配便の人も、爆発物の原料に為る、燐酸肥料とかを販売したホームセンターの店員だって、共犯に問われる可能性が有るのでな。
これ、実はかなり深遠な問題を孕んでんだよ・・・果たして「カルト宗教に加担した人は、加害者なのか?或いは被害者なのか?」って部分でだが。
ま、別にオウムに限らず、全てのカルトを含む宗教観は、「現実世界より、ずっと大きい」のでなあ。
でねーと、「現実社会で、そっから脱落する人を、救えねえ」から。
てーか、俺は、カルト宗教にハマる若年層の増加には、「」現実社会での、彼等に対する相対的貧困の蔓延や差別が、絶対に介在してる」と、確信してんのでなあ。
・・・判り易い例では、「イスラム国」だよな。連中は本気で、「全世界VS全ムスリムの世界大戦」を、目指してると思う。
実は、これ、オウム真理教が、弾圧を理由にして、「全仏教界を、体制への宗教革命に動員しよーと考えた」のと、その意図は大して変わらんので。
で、こっからは、もっと卑近な話題だけど、所謂イスラム国に感化されて、仮に「国内で無差別テロ起こしたの出れば、我等はどー対応すべきか?」が、問われてると思うんだ。
ま、この記事の話題に触れるけどよ、彼女は、現行法で、最悪僅か5年の懲役が限界の状況で、17年も逃げ続け、そして密告から逮捕されたのでな。
恐らく、もう、充分に当人は苦しんだ筈さ・・・これ以上の留置は苛酷過ぎると思うんでなあ。
ま、その一方で、「彼女の事情を知りながら、庇い続けた、彼氏にも、満腔の賛辞を寄せてーよな」な。
まずは「無罪で釈放に、お疲れ様でした」よ。
貴女にこれ以上の試練なんざ、必要ねーですんで。どーか、「貴女の正体を知っても、愛し続けた誰かと、人生を全うして欲しい」ですんで。
そいつは「唯一つの盲信への、最大の対抗手段」ですし、それこそが、、こいつが「最大限の抑止」かも知れねーのでなあ」。
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