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2015年11月27日00:28

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最初の解説忘れてた

「エルフ・ブルック」作ってるよって言われても、何が何やら・・・。
そんな基本的な事を解説してないと思い至りました。

まあつまり、Gのレコンギスタに登場する、主人公のライバルキャラの乗る可変MSです。
試作型に「エルフ・ブル」という機体が有り、これには主人公の元々所属していた組織の
教官(もちろん顔馴染み)が搭乗して出撃し、お互いに誰が乗っているのか解らないまま戦闘に。
そしてエルフ・ブルに主人公がトドメの一撃を放つ瞬間、(恐らく接触回線が繋がり)
誰が操縦しているのか解る・・・といった悲劇的な結末を迎えます。

そのエルフ・ブルを元に再設計・量産したのが、今回作っているエルフ・ブルック。
エースパイロット用にはカスタマイズされた頭部とオリジナルカラーが施される様です。
量産型は頭部の形状が違い、カラーリングもライトブルーに黄色となっています。
地上で使われた後に、宇宙へ舞台を移しても登場する辺り、数が作られたと考えられます。


フォト

上からマスク機、量産型、試作機のエルフ・ブルですね。
デザイナーの形部氏のイラストですが、キットはこのディテール案に沿ってモールディング
されています。


フォト

次に全身像とキットの比較です。
アニメ用の設定画は、もっと簡素な線とディテールですし、一部の配色も違います。

右のキットの方は、同梱されているシールを貼り込んだ完成状態。
肩と足の黒いライン、顔、各部のビーム砲口がシールですが、ほぼ色分けされた状態で
成形されているので、簡易ペイントでも十分に魅力を発揮すると思います。

見ての通り設定画とほぼ別物みたいなボリュームとバランスですが、これを全身に渡って
改修するとなると大工事になってしまい、プラ板から作った方が私の場合早そう・・・
なんて本末転倒な事態になり兼ねない。
故に、せめてキットのおかしな箇所やエッジだけでも直そうというプランで妥協しました。


注:サンプルキットは他者が組んだ画像をお借りしています。
  私は今回も仮組みしていませんので。


フォト

さて、これはカラーリングプランの「お遊び」ですが、肩の形状や胴体の独特なデザインから
モデラー各氏が色々とパロディ作品を製作されています。

写真の様な、アーマード・コアに登場するナインボール・セラフの様な配色で組んだり、
エヴァンゲリオン初号機、弐号機のカラーで仕上げた作品も見た事が有ります。


こうした遊びは、キットそのままの製作でカラーのみ変更というのが多いですが、
私はガチ製作でイロモノ仕上げ、というネタ製作をよくやりますので、その辺りは皆さん、
既にご存知かと・・・。



こうしたカラーも魅力的なんですが、オリジナルペイントばかりが続くのもナンなので、
今作については基本的な配色はアニメ準拠にしたいと思っています。

では、本編の工作編・・・ドゾ。


フォト

肩関節を球体ジョイントに変更しました。

・・・以上ッ!


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こんな感じで上から見ると、腕部が前後にスイングするアクションが増えました。


フォト

キットは変形の都合上、真上までスイングします。機能は同じなのですが、前後に腕部を
振れるようになったので、若干の自由度が増した、という事です。

これはABS製の球体ジョイント・グレーを使用しましたが、キットの関節部とは微妙に大きく、
そのままでは色々と干渉してそのままでは取り付ける事が無理です。

ボールビットやデザインナイフを駆使して内部の干渉箇所を削り、クリアランス確保が
出来ればオススメ出来る・・・という地味な見た目に反して難易度の高い工作。
勿論キットの構造そのままでも、何の問題も有りません。


他には全身のエッジを立ててる最中で、まあ、先日の紹介以上の物でもないし、見せる程でも
無いので派手な部分だけセレクトしたら今回はコレだけになった、と言う始末。

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