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2015年11月26日22:07

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絶望社会の一角からだが

■蛍光灯、実質製造禁止へ 20年度めど、LEDに置換
(朝日新聞デジタル - 11月26日 05:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3729747

こいつは粉飾決算やプラズマTVの失敗とかで、すっかり業績不振に為った、家電や電気メーカーが大勢入ってる経団連からの献金で決めたんじゃねーか?とも勘繰りたく為る法案だぜ。

私事だが俺、電球の暖かい明かりが好きでなあ。だから今の愛馬(93年型XLH1200)も、ライトもターンシグナルもメーターも全部豆電球。家の中も電球ばっかでなあ。どーにもLEDの光は冷たくて好きに為れねーよ。

てか、蛍光灯と白熱灯の製造や輸入や販売の全面禁止って、正気かよ?

近所の港に係留してるイカ釣り漁船どーすんだ。テキヤのカラーヒヨコの育成や熱帯魚に雪国まいたけも含めて、実は既存の照明って、動植物の育成とかに関ってるのがすげえ多いんでなあ。

医療にしても、市井の整骨医や皮膚科とか、今でも遠赤外線ランプが治療の現場では使われてるよ。

こんなのLEDに切り替えしても、意味ねーのでなあ。

更に、個人の家計への負担も深刻さ。LEDって、仮に大量生産しても、価格はそんなに下がらねえ。

その理由は、LEDって、「直流でしか発光しねえ」のだよ。最初に普及したのは、クルマやバイクの部品だったのはそのせいさ。

だから家庭用の交流電気に対応するには、「ソケット部分に変換機を着ける」必要があんだ。

それが、単価を高くしてんだよ。

・・・少し、想像力働かせて欲しいぜ。市井には自家用車も持てねえ、生活困窮者は実は昨今、大勢増やされてる。で、その人達に「クルマの部品よりずっと高額な変換機着きのLEDを、果たして切れた蛍光灯や白熱灯の代りに、購入が可能なのか?」さ。

恐らく、乏しい国民年金で日々を繋いでる高齢者世帯や、安倍政権で今後1割を削減される生活保護制度利用世帯は、下手すっと切れた電球の代りに、蝋燭を灯すかも知れん。

現実に、それに拠る火災も過去何度か起きたのでなあ。

ま、これまた私事なんだけど、我が家も過去に、俺の会社の倒産や億の借金抱えて、暫く電気停められた生活を体験したコト有る。

そん時は、夜間の照明は蝋燭だけだった。他の照明は懐中電灯と、石油ストーブ・・・飯は嫁が近所のお店を廻って、タダ同然のカネ(あの頃は家に紙幣のカネが本当に一枚も無かった)で掻き集めて来た、パンの耳や牛豚の内臓だったねえ。

蝋燭と懐中電灯の乏しい明かりの中、ことこと石油ストーブで煮込んだ鍋を、ふたりで摘まんで、「美味しいね」と、未来が全く見えねー状況で、本当は泣きてーのだが、無理してこさえた笑顔で語り合ったあの時期を、今でも、或る種の傷みを伴いながらだけど、この時期は特に思い出すので。

てーか、安倍総理も麻生副総理も含めてだけど、「世襲の二世三世の彼等が、一度でも、生活保護法で定めてる、最低生活費以下の暮らしを、経験したコトが有るのか!」だよ。

で、記事の話題に戻るけどよ、こいつは、政府の法制化よりも、「庶民の選択に任せるべき」さ。

嘗て、レコードって音楽の表現手段がCDに置き換えられ、今じゃ「ネット配信」に変わったのも、「民意の結果」だ。

その一方で、廃棄されたレコードプレイヤーは、米国では、そいつをスクラッチしながら、マイノリティの貧困や政府への不満を叫ぶ「ラップ」てな、社会への新たな表現手段を生み出したりしてるからねえ。

個人の購買の自由を制限して迄、「特定の、政府に献金する、腐った企業の支配なんざ、誰も望んでねえ」のでな。

そして、LED商品の製造現場のラインで、薄給で酷使されてるのは、「何時でもクビに出来る、派遣や非正規雇用の、我等が同胞」ならば尚更だから。
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