NHK交響楽団第1822回定期公演
2015年11月25日(水) 19:00 開演
モーツァルト: ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K491
ブラームス :幻想曲集op.116から第4番 間奏曲 ホ長調(ピアノ・アンコール)
ブラームス: 交響曲第4番 ホ短調 op.98
指揮ネヴィル・マリナー
ピアノ:ゲアハルト・オピッツ
NHK交響楽団
1、モツ
オピッツの弾くモーツァルトは優雅でも軽快でもない。しかしその朴訥とした
響きに彼の主張があるような気がする。
1楽章カデンツァ(フンメルによる)などベートーヴェンを彷彿とさせるような
がっしりとした響きだが曲と不釣り合いな感じはしない。
3楽章はペダルのたようで響き過ぎる気もしたが,おおむね満足だ。
2、ブラ4
91歳のにらみの効いた濃縮されたブラームスだった。
近年メンバーが入れ替わり、金管が安心して聴けるようになったのは
よいことだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する