一見「ガシ」と読んだ方もいるかもしれないが
「餅死」である
「モチシ」ね
年末から年始にかけて
いまや恒例になりつつある餅死
つまりご高齢の方々がいくばくもない余命をかけてチャレンジした結果
餅をノドに詰まらせて
クソ忙しい年末に
或いは油断だらけになっている年始に
大騒ぎになるアレである
子どもの「こんにゃくゼリー死」といちにを争う「詰まらせ死」の王者だ
つーことで
おれも
そろそろ餅がノドに詰まる年齢に近づいたことだし
日ごろから「餅には警戒感を持たなければならない」と考えている
そこで
先日購入した切り餅のフクロをチェックしてみた
するとパッケージ袋の背の先頭に「注意書き」があって
こんなふうなことが印刷されてあった
「高齢になると、食べ物がのどにつまりやすくなりますので、餅を食べる際には十分に注意をしてお召し上がりください。」
「餅は食べやすい大きさにして、よくかんでお召し上がりください。」
まぁ平たくいうと
「おめえら年寄りは餅に限らず、何を食ってもノドに詰まらせるんだから 丸ごと飲み込むんじゃねえよ」といいたいのだ
それにしても
この「餅死」
わりとむかしからある死因だったのだが
一向に減少傾向にならず
相変わらず一定量の「餅死者」が発生するので
業を煮やした厚生労働省かなんかが
「餅生産者」に対して「おまえらの餅で死人が出てるんだよ!なんとか対策を講じろよ」かなんか
脅しめいたことを通達し
餅生産者は「おらとこの餅が原因じゃねえべな」とか文句をいいながらパッケージに一文を添えたかんじがアリアリだ
なんだか
風情がなくなっちゃったな
日本の年末年始
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