事の始りはアメリカンです。
メタボ&バイオレンスではありません。
アメリカン・フラワーという工芸の1ジャンルです。
針金のフレームに樹脂で膜を張り、それをいくつも合わせて花のようにする工芸。
開業医の奥さんが趣味で作って旦那の病院を作品だらけにしちゃうようなやつです。
これはこれで繊細で上品な趣味ですけど、俺がそれをやっても無意味なんで。
基礎もマスターしない内から一気に応用・独自アレンジに入ります。(常套手段)
取り出しましたるは、プラスチックのガムの容器と調理器具の湯切りするやつ。
ガムの容器を二つに切って、それぞれ別のパターンで穴開けていきます。
一つは葉っぱ、もう一つは細胞とか体の組織みたいなイメージで。
これをクリアグリーンに塗装。
で、アメリカンフラワーに使う樹脂はほぼマニキュアと同じらしいんで、無色透明のマニキュアを大量に買い込んで、上の型をマニキュアに浸して引き揚げるんだけど全然膜が張りません(;´∀`)
しかしここで挫折もしてられないんで。
先日つぶやいておりました、乳白色でドロッとしててツンと匂う液体に切り替えます。
(精子ではない)
これでどうにか膜が張ったので、乾かしてから今度はクリアのライトグリーンを塗っていきます。
するとどうでしょう(゜ロ゜)
唯のガムの容器がなんだか分からないSFテイストに早変わり(゜∀゜;)
次に調理器具の湯切りするやつ。
こっちは辛うじてマニキュアが塗膜を張ってくれましたので。
と言っても粘度が低くてさらさらしてるので、ブリの照り焼きに何度も何度もタレを塗るようにしてようやく全体に膜が張るんですが。
この作業が数日がかり。
乾いたら、こちらもクリアカラーを塗りましょう。
そしてライトを当てると…なんということでしょう!
先行で「でうくの『で』」だけお見せしましたが、
この未来感、SF感、深海感、宇宙感
まぁ作品とは呼べないんですけど。
(グラフィック作品としては成立してるでしょうが。)
今後また何か作る時の引き出しの一つにしておこうか、みたいな感じで(・ω・)
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