JEFF SATOさんから電話。
「今度FENのレコーディングで3日間山梨県に行くんですけどひまだったら遊びに来ませんか?ちょっと写真も撮ってもらって、宿泊費、食費はこちらで持ちますよ!」
って言われて「行きます、行きます!」って喜んで参加。
でも3日間ずーと撮影するわけではないし、宿泊施設がどういうところなのか良くわからないまま出かけた。
一日目の夕方に到着。
かなりの山の中だけど泊まるところは思いのほかいい所だった。
楽器を下ろした後はメンバーがセッティングをしている間に施設内を散策。
お、エレクトーンがあるぞ!B-6Dか、40年前のだな。
でも電源コードがなくて使えない。
大広間みたいなところにピアノを発見。
ヤマハ製だけど見たことない形。
ちょっと弾いてみたらホンキートンキーないい音がした。
そしてその隣にカバーがかけてある・・・・。
お、エレクトーンだ、それも高級機種。
D700、およそ35年前のモデルで私がヤマハの先生をしていた頃使っていたやつだ。
重さが100kgもある。
なんだか新品同様な綺麗なものだ。
スイッチを入れたらちゃんと音が出る。
3日間これが私のおもちゃになった。
オルガンとしてなかなかいい音がする。
それに大広間に誰もいないので大きな音で弾き放題だし・・。
あくる日、私は一緒に来たバンドのメンバーではないモンブさんと二人で買い物がてら観光に出た。
まずは秩父多摩甲斐国立公園内にある西沢渓谷を目指してクルマを走らせる。
本当に静かなところだ。
ここは標高が高いので紅葉も終わっているようだ。
無料駐車場に到着。
東沢山荘ドライブイン不動小屋。
登山シーズンはにぎわうのだろうか?
これ山梨市営バス。
どう見ても観光バスにしか見えないのだが。(笑)
案内地図を見るとここから登山道に入っていくようだ。
登山計画書の提出ポストもあった。
みんなそういう格好をしているし。
大きな道路の下をくぐる。
「人間てすごい物を作るよね!」なんていいながら通過。
閉鎖できるように門が付いている。
なにやらかなり岩がゴツゴツした感じだ。
上に見える大木が折れた跡はすごくでかくてワイルドな眺め。
このように木がみんな切ってあって土留めのように切った木を並べている所があった。
国立公園だけに長期計画でいろいろと手入れをしているようだった。
それにしてもどういう計画なのかわからない。
傾斜が多いということは滝も所々に見られた。
それからこのような山崩れした跡のようなのも多くて雨が降ったりすると危険な所なのだろうなと思った。
この坂もなぜこうなっているのかと思った。
同じような斜面の景色が続く。
ここは斜面にコンクリートを吹きつけた所に苔が生えて緑色になっているようだ。
勢いのある滝。
橋を渡って振り向くと昔の端を支えた柱の形跡があった。
かなり昔からここには道があったようだ。
このしゃれた建物はトイレ。
ここからずーっと歩いて登山道に向かうようだ。
安全を祈るこのようなのがあった。
そして向こうには朽ち果てたようなつり橋が・・・。
この橋の向こうまで行ったらあとは時間がないから戻ることにする。
橋からの風景。
山がきれい。
川が蛇行していていい感じ。
向こうにロープのように見えるのは・・・朽ちかけたつり端だ!
おお!渡りたくない!(笑)
ここでオリンパスの「アートフィルター・ドラマチックトーン」を使って撮影。
地獄の景色に早変わり!
ちょっと戻ってさっきの朽ちかけたつり橋のそばへ。
覗き込むと、いやこりゃ怖いわ!なんでこんな形で残してあるんだろう?
きっと昭和の遺跡なんだな。
と、これをまたドラマチックトーンで撮ってみる。
家に帰って写真を見て変だと思ったんだけど、何かのたたりか、この2枚だけ同じように撮ったのにブレまくっている。
不思議だ。
戻る。
さっきクルマが通るので一時的に開けてあった門が閉まっていた。
人は横をすり抜けるようになっている。
駐車場を出て道の駅「みとみ」へ。
なんと定休日だった!残念。
今度は坂を下る。
だんだんと紅葉が綺麗に見えてきた。
広瀬ダムに到着。
静かな所だ。
ここで取水して水源となっている。
実はダムって一番ドラマチックトーンが効果的な風景。
こんな感じ。
こちらは普通に撮る。
今日は放流していないようで静か。
ドラマチックトーン。
水木しげるの漫画に出てきそうな風景だ。
そして買い物をして宿に帰り私はカレーを作った。
なんだか今回の自分の仕事を見つけた気がした。(笑)
みんな喜んで食べてくれたし。
バンドのレコーディングの写真は追ってJEFF SATOさんから公開されると思うので3枚だけ公開。
レコーディングも無事に終了したようで、JEFF SATOさんのおかげで楽しく過ごせた3日間だった。
山梨県のホームページ
http://www.yamanashishi-kankou.com/asobu/nature.html
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