韓国「慰安婦像撤去の考えはない」

ちょうどＧＯＯニュースでも出ていました。http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/171/93e3b18db68527b1f5a9f9c51903fa13.html

韓国は日本が早期解決の条件としていた慰安婦像の撤去の考えはない、と発表。まあ当然ですね。安倍総理は最初から１００％呑むわけがない、と言う考えで付けた条件ですから。最初から分かり切った事。

以前在韓日本領事館前に慰安婦像が建立された際も抗議を行ったが、そのときの韓国政府は「個人が行った物であり政府に撤去の命令を下す権利はない。」と言うのを言い訳にしていました。にもかかわらず、「撤去する」などと言えば今度は「以前の発言が嘘だった」と認める事になる。出来るわけがありません。

安倍総理はちゃんと相手の事情も汲んで条件を出しているのです。韓国は愚かにも各マスコミは「安倍総理から慰安婦問題を早期解決する」との文言を引き出した、と大騒ぎでしたが、私は記事を読んで笑っていました。こんな条件を付けた、と言う事は最初から早期解決も何も、問題にさえしていない、と言う事です。

そもそも安倍総理は最初から徹頭徹尾、「無条件での首脳会談以外はやらない」と宣言していますから、今回はやりたかったのは韓国側であり、日本側からは何も必要性はなかった。韓国との関係修繕ははっきり言って日本側はどうでもいい、と考えているようです。むしろ積極的なのは米国です。今回もアメリカの顔を立てて行った、と言うのが実態。安倍総理は「韓国と話すことは何もない」と考えていると思われます。何しろ南シナ海問題では、日米協調路線に韓国は追従する気配を見せない。これは安全保障上機密漏えいを防ぐ為にも、何も話せません。では何を話せばいいのか？もう日本は慰安婦はウンザリなので話す気はない。つまり日韓で話すことはないのです。

韓国は日本からの輸出入が激減して、観光客も２桁のダウンと言う事で経済協力の話でもしたかったのでしょうが、国内世論が慰安婦問題の解決がない限りは日本との対話は不要、と言っている。パククネ大統領は国民感情と裁判所からの追求、経済悪化、アメリカの思惑と中国からの圧力・・・まさに四面楚歌。精神が弱い人なら自殺しかねないほどのプレッシャーでしょうね。