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2015年11月23日01:04

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土曜ギリギリ日記179:「ミケランジェロ・プロジェクト」&「ラスト・ナイツ」

大戦末期。占領国から無数の美術品を強奪したナチスは、ドイツ国内にそれらを隠匿した。アメリカの美術学者にして従軍経験もあるストークス博士は、絵画や建築などの専門家であるオヤジたちを招集し、モニュメンツメンなる部隊を結成。隠匿された芸術品の奪還を開始した…


ってな感じの「ミケランジェロ・プロジェクト」を観た。


以下ネタバレご容赦ね。


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結論…巷で言われるほど、悪い作品ではなかったと思います。

どうしても第二次大戦下の特殊部隊ものとなると、「特攻大作戦」や「ナバロンの要塞」みたいに、一つの目標に向かって団結したチームが作戦を実行する映画を想像しちゃうし、そもそも放題からして、ミケランジェロ作戦なる大がかりな奪還計画を遂行するのかと思い込んでしまいますよね。しかしフタを開けたら、全然そんなんじゃない。一致団結どころか、二人一組で各地に散って、ひたすら情報収集と隠匿場所探しという地味展開。ナチスの猛攻の前に戦闘シロート集団がピンチに陥るってクダリは皆無です。

ですが、先入観を捨てて臨んでみると、案外悪くないんですよ、ひとつの映画としては。

各チームが散り散りなのが、実は映画の面白さ・盛り上げ・方向性にちゃんと貢献しているんですよ。やる気が全く無さそうなマーレイ演じるキャンベルと、血に飢えたメガネチビ・サビッツのコンビ。この二人は毎回スリリングな場面(ナチ兵とタバココミュニケーション&親衛隊兵士宅でお宝発見)を迎えても、一発も撃たずに乗り切ります。いがみ合うデコボココンビでコメディリリーフでありながら、レコードを流すシーンなど、絆はバッチリでしたね。対照的なガーフィールド&ジャン=クロードのコンビは、毎回銃弾に見舞われてドラマティック。パリに飛んだグレンジャーと学芸員クレールの関係は、ロマンティックなラブストーリー風味を出し、ストークスと若者サムの二人の会話は、物語の背景説明としての役割を担っていました。単独行動のジェフリーズは、「美術品奪還」という漠然としたチーム目標から、「ミケランジェロの聖母子像発見」という明確な目標に舵を切る一番美味しい役でした。牧歌的な戦争映画なのに、話は停滞しないし、見せ方も上手い。ジェフリーズを殺したナチ大佐にもちゃーんと鉄鎚が下って溜飲が下がるし、僕は充分及第点越えの作品と思いました。


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つづいて、「ラスト・ナイツ」も鑑賞。
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これも普通に楽しめました。忠臣蔵なんだから、スジが面白いのは当たり前なんです。ちゃんと胸アツ展開になってますよ…ライデン(大石内蔵助)が復讐を忘れ、酒と女にウツツを抜かすとこまで完コピですし、モット大臣(吉良上野介)の城が要塞化しているというロープレ要素も然り。キアヌの珍作に比べたら遥かに良い出来です。最後の編集…ライデンが嫁の元に帰るカットが何故か2バージョンあるのが不思議でしたが、それ以外は及第点ですね。ラスト、あれはナイッす。略してラスト・ナイツね(笑)

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