誘えない理由2＆3

今回の武夷山も世界遺産です。例によってお高い入場料がかかります。オールインクルーシブの3日券は約8千円。1日、2日券も有りますが、1日当たり400円弱しか違わないので、天気や疲れを考えると、滞在期間目一杯買っておいた方が良いようです。
実際、理は3日券を買い、主な見どころは2日で廻れました。けど、それは月曜日から5日間降り続けた雨が土日に運良く止んだからです。そして、3日目の月曜日は他の観光地で遊んだ後の15時頃から入場して、見残した地域をカバーしました。その時雨が降っていて、つくづく「これじゃ捗らない」と実感。何しろ毎日毎日汗だくになりながら、何千段もの石段の上り下り。この時期落ち葉が石段に積もってるし、湿気が多い土地柄なので苔も生えてるし、雨で濡れてたら危なくて（特に下りは）身動き取れません。
お天気に関しては本当にラッキーでした。

去年の張家界はアバターのロケ地だった事も有り、欧米人の姿をチラホラ見かけましたが、今年の武夷山は、中国人にしか出会いませんでした。アジアの何処でも必ず目に付いた韓国人ツアーの面々も見当たらず。勿論日本語は帰りの上海国際空港でチェックインの列に並ぶまで聞く事は有りませんでした。

中国語殆ど出来ないのに勉強もせず、いっぱい話し掛けてくれる人が居ても、苦笑して口の前で×印作るしかないのは毎回心苦しいんだけど、ピンインと声調が難しくて、ちっとも頭に入らないのです。今回も部屋のトイレットペーパーが切れそうになったので、スタッフに「ウォ　ヤオ　シャオジィ」と言ったら、携帯電話渡されそうになりました。手紙と手机だから、少なくともシャオは通じたのでしょうが、結局「トイレットペーパー」と言い直し（嘆）。
泊まったホテルは英語話せるスタッフが3人も居たから（ホテル選びの決め手でした）、不自由する事は無かったけれど、行き帰りの上海のホテルやタクシーでは、半ば筆談となりました。身分証って書かれれば、間違い無く身分証出せるのが救いです。

まだまだ行きたい所は山ほど在るので、ホントは少しでも話せるようにならなきゃね。と言うより、聞けるようにならないと。
来年は西の方角狙ってますが、飛行機が殆ど飛んでないので、ついに移動はバスか列車。となると、いよいよ現地語は必要です。
う〜ん、とは言え、努力して90点取るより、何もしないで60点で満足する人生送って来てるからなぁ‥。今までのままでお茶を濁しそうな気がします。



写真の説明をします。

1枚目：滝の左に人が列をなして上ってるの見えますか？

2枚目：全て一枚岩を彫って段を造っています。此処には手すりが在りました。

3枚目：これは取り付け階段ですが、片側しか留まってないし、足元に隙間有り。