■同人誌は稼げるのか?赤字、黒字の割合は コミケ準備会を直撃
(dot. - 11月20日 16:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3722153
まあ、うちも総合収支的にはマイナスではあるのだけれどもw
それはともかく。
以前に即売会イベントを運営していた際に、参加サークルさんから聞いた事があった。
「同人誌が売れるイベントがいいイベント」
それまであまり採算を考慮しないスタイルの複数の地方イベントの運営に携わってきた身として
この言葉はかなり衝撃的で、同時に眼から鱗が取れたような思いだった。
そこで「同人誌が売れる」という事に対して正面から向き合って考える事ができたのだ。
端的に言えばそれは「お金を出してでも評価したい」内容であると言う点。
結局のところ、同人誌という物が自身の創作イマージュを具現化して
それを他者に感じて欲しいというパトスの産物であるならば
より共感性を生じ、より親和性を生じて「自分の手元に共有したい」と欲せられる事は
それこそ創作の向かうべき到達点なのではないかと思えたのである。
趣味だから売れても売れなくても良いなどと言うのはそこからの逃げ口上でしかない。
自身の作品が評価される事に対してどうでもよいのであれば
そもそも即売イベントに参加する理由がないからだ。
頒布物を創作してる時のワクワク感を
サークル設営してからのドキドキ感を
そして「これください」って言われた時の高揚感を
私は大切にしたいと思うし、それをできるだけ多くの人と共有してつながりたいと思う。
その結果として頒布物の売上という数字があるだけなのだから。
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