アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮フランクフルト放送交響楽団
2015年11月17日(火) 19:00 開演
演奏前にパリのテロによる犠牲者に対し黙祷が行われた。
私としては報復の空爆で亡くなられたであろうシリアの一般人にも
合わせて黙祷を行ったつもりだ。
バーンスタイン: 『キャンディード』序曲
チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
イザイ :無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 op.27-2
から第1楽章(ヴァイオリン・アンコール)
ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68
アンコール
ブラームス :ハンガリー舞曲 第6番
指揮アンドレス・オロスコ=エストラーダ
ヴァイオリン:五嶋龍
フランクフルト放送交響楽団
1、キャンディート
元気があって楽しく聴けた。今日のコンサートも期待が持てた。
2、チャイコン
五嶋龍の一人舞台のようだ。大きくテンポを揺り動かし、耽美的に弾いている。
メランコリックなメロディーのどっっぷりと浸かった演奏は嫌いではない。
しかし、一楽章だけならともかく同じ調子で2・3楽章も続けられると
さすがに飽きてくる。まるで超ウマのアマチュアのような演奏に感じた。
アンコールのような近現代曲のほうが彼には合っているかもしれない。
3、ブラ1
曲が曲だけに4楽章は盛り上がったが、1・2・3楽章は平凡だ。
オケは楽器間の音がよく溶け合い、なかなか感じのいい音を作り上げてる。
弦が14型でやや少ないが、お互いの音をよく聴き合っている感じがした。
指揮者エストラーダはよく言えば丁寧な音楽つくりだが、楽譜を間違えないように
なぞっているだけにしか聴こえない。自らの主張も音楽観もまったく感じさせない。
指揮者が違えばまた聴きたいと思うオケでh
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