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2015年11月16日21:32

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ハーモニー

今日は朝から人間ドックに行っていたので、午後が貴重な平日のフリータイムになりました。
そこで、土曜・日曜と別のイベントがあったので、まだ見ていなかった「ハーモニー」を見てきました。

原作:伊藤計劃
1974年10月14日 - 2009年3月20日、享年34歳
武蔵野美術大学美術学部映像科卒。
2007年に『虐殺器官』で作家デビュー、2008年に本作『ハーモニー』を発表、ガンによって2009年に早逝した為、小説として世に出たのはこの2冊
約30枚の未完の原稿は絶筆として河出文庫の大森望責任編集『NOVA1』に収録。遺族から承諾を得て円城塔がこの原稿を引き継ぎ、2012年8月に『屍者の帝国』として刊行した。

遺作でもあるハーモニーは、第40回星雲賞(日本長編部門)、第30回日本SF大賞を受賞。
2010年に英訳されると、フィリップ・K・ディック記念賞を受賞

星雲賞は、ファンの人気投票なので、最近のSFファンとは距離感を感じている自分には、あまり参考にならないのですが、他の2つの賞は気になるところ。


『屍者の帝国』は、良い所を突いてるんだけど、何かが足りなかったのに対して、『ハーモニー』は凄かった。

原作未読なので、2時間の尺で、原作をアレンジしているのか、忠実にやっているのかは判りませんが、一本のSF映画として完成していて、完結している。
ただし、ディストピア物なので、最後はハッピーエンドじゃなきゃダメという人にはおススメできません。








SF者なら見ておくべき!
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