■奨学金1000万円の返済地獄に陥る研究者「教授を目指しているので、一般企業に就職する気はない」
(日刊SPA! - 11月16日 09:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=3714292
完済に要した期間は18年間です。
社会に出てから順風満帆であるわけがない。無利子だということでしたし「いくら時間をかけて返済しても構わない」というので、当時世間知らずな私にアドバイスをくれた母に従って半期に極少額…要約すると36分割での返済をしました。
実際、この18年間に病気もしました。怪我もしました。勤務継続が不可能になるギリギリまで心身が消耗したこともありました。当然 経済的に追い詰められることもありましたけれども、少額&長期間返済を受容してもらったため 大きな負担にはなりませんでした。
結果として完済できましたし、ときどき奨学会主催の懇親会(無料)にも参加させてもらっています。
「返せない人がどうかしている、無思慮だ」というのは簡単です。
そうではなくて 貸与がスタートする時点で返済プランの例示を奨学会が提示するくらいの親切さがあるといいかもしれませんね。
あれば自分のモノと錯覚してしまう。
大人だってそうなのですから相対的に“幼い”学生さんにはなにをかいわんやです。
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