17歳のときに心臓のカテーテル手術を受けているMちゃん。
30代になり、そろそろ追加工事をしたほうがええんやないかとドクターから言われている。
別にいますぐどうにかせなあかんてわけやないから、具合悪くなったらやるつもりで、話だけは聞いてきたとのこと。
やるとしたら、簡単なのと徹底的なの、ふたつのコースがあるんやて。
最初の手術のときも、酒飲み仕様とスポーツ対応のどっちにするか聞かれたっちゅうから、そういうの好きなドクターなんやろね。
徹底的なのは開胸手術をともない、腕の血管を心臓に移植する方法。
それをやったら、少なくとも危惧されている症状に対しては完治といえるだけの抜本的対策が行える。
もっとも、そこまでやるとしたらよほど具合が悪くなった場合、あるいはそうなると予測される場合で、お勧めコースはカテーテルで行う簡単な切除術。
またまた笑わせてもらったのがそれ。
前回、カテーテルで行ったとき、ドクターから言われたんやて、ちょっとくすぐったいけど我慢してねって。
実際、抜き差しするときに妙なくすぐったさがあったとMちゃんは言う。
そのとき、どこから入れたのかと聞いたらお腹の横と脚の付け根。
お腹の横はわかるとして、なんで心臓までもってくのに脚の付け根から入れるんやと聞いて、思わず吹き出してもた。
「腋の下はくすぐったい」
冗談やなくてほんまにほんまなんやて。
腋はこそばいさかいに、カテーテル入れるのも避けてると、少なくともMちゃんの主治医は言っている。
それで思い出したことがあって、さらに大笑い。
すちこと吉田裕の乳首ドリルすんのかいせんのかいで言うてるやん。
腋だけはすな、腋だけはな。
毛細血管のいっぱいある腋!
なるほど、毛細血管がいっぱいあるからこそばいのか。
思わず乾杯してもた。
まあ、こんなこと言うて笑っていられるのがいちばんやわ。
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