mixiユーザー(id:35441980)

2015年11月13日08:16

44 view

11月13日(金) #1028 当座預金

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から30年前の1985年(昭和60年)の今日、コロンビアのネハド・デル・ルイス火山が本格的な噴火を起こし、雪解け水と火山噴出物による泥流(ラハール)で麓の町アルメロが埋もれ、アルメロの人口の4分の3にあたる2万1000人が死亡しました。(アルメロの悲劇)
※ 噴火による死者の総計は2万5000人といわれている。

※ ネバドデルルイス火山 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%89%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9%E7%81%AB%E5%B1%B1


また、今から43年前の1972年(昭和47年)の今日は、俳優、タレントで、アイドルグループ「SMAP」のメンバーでもあります、木村拓哉(きむら たくや)さんの生まれた日です。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%8B%93%E5%93%89


















11月13日 金曜日

「金曜日はお金の日」というわけで、けさは簿記に関する話を書いてまいりますo(^_^)o

今回のタイトルは「当座預金」ですが、当座預金とはそもそもどういうものか皆さんはご存知でしょうか?

恐らく、金融機関(銀行、信用金庫等)の事務や、中規模以上の企業の経理係、簿記の勉強など、そういった類の経験のない方は、当座預金について殆どご存じないのではと思います。なぜならば、当座預金は口座を開設する際に、金融機関の審査を受けて、経済的信用を得なければならないからです。

当座預金は、主に小切手や手形の料金を支払うために設置される口座であり、小切手を取り扱わない一般庶民の間では基本的に触れられません。一般の方々が開設される口座は、普通預金と呼ばれるもので、こちらは誰でも開設が可能であり、しかも半年に一度、利子が預け入れ金額に応じて振り込まれるので、企業でも中小企業は普通預金を多く採用します。

しかしながら、日商簿記検定や税理士の試験対策では、普通預金は殆ど登場せず、預金と言えば当座預金ばかりです。なぜ、普段あまり触れない当座預金が、簿記の学習ではよく登場するのでしょうか?

それは、先に述べましたように、当座預金は小切手や手形の料金の出し入れを行う口座であり、当座預金を開設している企業を例題としなければ、小切手や手形の処理の問題が作れなくなるためと思います。また、当座預金は無利子と決められており、決算整理の問題でも当座預金においては利息入金について問題で触れる必要がないので、出題側としては当座預金を主たる口座としておいた方が、やりやすいという側面もありましょう。

さらに、当座預金には預金保険法における「決済用預金」という側面があり、もし預け入れている金融機関が経営破綻(倒産)した場合でも、当座預金に入れられているお金は全額保護されるという大きなメリットがあります。このため、何百何千万という大金を保管しておくには、普通預金より当座預金の方がよろしいといえるでしょう。

というわけで、当座預金についての話だけでたいへん長くなってしまいました。次回は当座預金特有の「仕訳」について書いていきたいと思います。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する