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■全国“ゆるくない”キャラ図鑑「岩出山おっち」がんばる奥州の落ち武者
(dot. - 11月12日 16:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3709166
天正18(1590)年、現在の宮城県の大崎市で起こった葛西大崎一揆。「大崎家四天王」と呼ばれ、大崎家の重臣として一揆に参戦したのが「岩出山おっち」のモデルとなった人物である。戦に敗れ落ち武者になった後、伊達家に仕官し、武将に復帰するが、なぜあえて「落ち武者状態」のチョイスなのだろうか。
「落ち武者時代の戒めとして、そしてインパクトを求めた結果です。毎回、大崎一揆の説明や、その後の出世侍であるという説明をし、地元の歴史を広めています」
と言う“岩出山おっちプロデューサー”は、おっちのモデルとなった武将の子孫である。
「伊達家は絶大な人気がありますが、大崎家は存在すら知らない人が地元にも多く、大崎家のことを広く伝えたいという思いです。どん底の状態から、のちに伊達家の重臣にまでのぼりつめた先祖の姿から、一度だめになっても、這い上がって努力すれば、というメッセージもこめました」
とはいえ、落ち武者である。
「高齢の方に『あなた、お迎えに来たの?』と冗談を言われたことがあります」
岩出山おっちのお友達は、同じ大崎市のイメージキャラ、「パタ崎さん」。ライバル兼親友が、長野県上田市の「真田幸丸」だという。「真田家は伊達家とも深いつながりがあるオッチ! 仙台・宮城観光PR担当の『むすび丸課長』(伊達氏がモチーフ)は、おっちにとって“殿”にあたる存在だから、イベントでお会いするたびに正座し、頭を下げるオッチ!」
と、岩出山おっちは言う。
「殿は、敵武将だったおっちを仕官といったかたちで拾ってくださり、地元のために働かせてくださった偉大な方オッチ」
400年が過ぎても、感謝する落ち武者である。
ゆるキャラグランプリ2015の中間順位も、120位のむすび丸よりひかえめな、284位である。
(太田サトル)
※週刊朝日 2015年11月20日号
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