mixiユーザー(id:7049076)

2015年11月10日14:57

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政治能力が疑問視されている七十の婆さんに、なにができるのか?

 日本の報道は、スー・チーさん、素晴らしい、マンセー 一色だが、本当のそうなのだろうか?

 父親がビルマ建国の父という血筋を持ち、1990年頃から始めた政治活動で軍政権と対決、迫害を受けた。この迫害により、闘士の政治家、くじけないヒロインというイメージが確立した。
 その血筋や名声とは裏腹に、支持的実力は疑問視されている。また、彼女の率いる政党NLDは、これまで一度も、政権ヲになったことがなく、混乱が生じるであろうと予測している人々も少なくない。
 また、英国籍の息子がいることから、ミャンマー憲法により、彼女は大統領に就任することが出来ない。そこで、彼女は、いまから「私は大統領より上になる」と公言してはばからない。適当な人材を大統領にすえ、自分が院制をひくつもりなのだ。

 究極的には、民主主義が封建制や王制に比べてベター(ベストではない)だとしても、国家の成熟度や、民度には成長差があるので、それなりの民主主義が確立するには、紆余曲折がある。
 西洋は、長い戦乱や、宗教からの離脱を経て、王政を倒して民主制っていう流れがあるが、アラブやアジアはまだそこまで達していないのだ。 
 例外は、日本で、江戸時代の国民のレベルが極めて高く、「近代的なゆるい封建制」だったので、すみやかに民主制へと移行できた。
 ミャンマーは、他のアジア諸国よりも政治体制はおくれているので、一足飛びに民主制は無理がある。
  →アラブの春 が何をもたらしたかが、良い前例だ。

 70歳 という年齢的なハンディも大きい。筋の良いスタッフがいないかぎり、処理しきれなくなって破綻をきたすであろう。


---リンク元記事:2015年11月09日 18:42 ロイター
ミャンマー総選挙、野党が議席7割強獲得か 政権交代も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3704222

[ヤンゴン/ネピドー/ヒンタダ/ワシントン 9日 ロイター] - ミャンマーで8日に実施された2011年の民政移管後初の総選挙で、アウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)は、独自集計の結果、7割以上の議席を獲得する勢いだと述べた。軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)も敗北を認めており、政権交代の可能性が出てきた。

USDPのテイ・ウー党首代行はロイターに対し「われわれは敗北した」と語った。

またNLDの広報担当者はロイターに対し、中部の人口密集地域で議席の9割以上を獲得する勢いだと述べた。

こうしたなか、米ホワイトハウスのアーネスト報道官は、今回の選挙について、ミャンマー国民の勝利であり歓迎する意向を表明する一方、民主的な手続きを注意深く見守る考えを示した。
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