ミャンマー総選挙、与党「スー・チー氏の野党に敗北」認める
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3703962
どうやら与党は完全敗北を認めているようだ。
選挙自体は非常にスムーズに行われたようだし、結果もはっきりとNLD勝利と言う形を出しそうだ。が、アウンサン・スー・チー女史は「祝福はまだ早い」と言っている。
これは以前にも野党が選挙に圧勝しながら、国軍がそれを無視し、専制を続けたと言う過去があるからだろう。スー・チー女史らNLDも国軍の重要性を口にしているが、あまりに国軍に擦り寄れば国民の失望を買う。この兼ね合いが難かしい。
普通の国ならば、これほどはっきりと結果が出た事が世界に伝えられれば、簡単にそれを覆えす事はできないが、ミャンマーは普通の国ではないからな。
テイン・セイン大統領は投票結果を受け入れるようなことを言っているが、軍出身ながらすでに軍に対する影響力の低下も言われているだけに、軍の動き、これから目が離せないと言う事になるんだろうな。
スー・チー女史は子供が外国籍と言うことで大統領になる権利を持ってない。本人はすでに大統領を超えた存在になる、と言っているが意味がわからん(笑)
当然、法を変えて大統領を目指すのだろうが、そのためには軍が指名権を持つ議員たちの賛成も必要となるだけに、軍と対立する事は得策ではない。が、前記したように軍に擦り寄りすぎる訳にも行かない。
軍がこの選挙結果を受け入れたとしても、NLDにとっては難かしい舵取りが求められる事になると言うことだな。
専制国家、軍事国家と言うのはこう言う国のことを言うのだと言うことは、どうかSEALDsの諸君も理解して欲しいものだよ。
ログインしてコメントを確認・投稿する