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2015年11月06日19:30

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FMドラマシティ アロママッサージ ルナのコーナー74

FMドラマシティ 77.6mhz http://www.dramacity.jp/
朝9時スタートの、モーニングサンドウィッチ、
毎月第1火曜日に、アロマ ルナのコーナーがあります〜

FMドラマシティは、サイマルラジオと言うネットで、
また、リスラジというラジオアプリでも聞けます。
以前は、地域しか聞けなかった、コミュニティFMでしたが、
今は全国で聞けるようになりましたので、ぜひ、お聞きくださいませ(-^〇^-)


今回は今年の1月の放送分です。
さて、新年最初のお話は、『感情を抑え込むことで...病気の原因になる。』ことを丁寧にお話します。
今までに、病気は体からのメッセージと言うことをお話したかと思いますが、
その辺のメカニズムを深くお話しましょう。

最近、うつ病と言う病気は、珍しくなくなってきましたね。
うつ病は、日常の生活で、仕事にいけなくなった。とか、
人が怖くなったとか、などの症状が出て、病院で診断されて、うつ病と診断されますが、
そこまでの症状が出ていなくても、何かしらのストレスが原因で、○○病などという病気にまでは行かないものがあります。

それを不定愁訴と言いますが、例えば、頭痛、便秘、腰痛と、それぞれの場所で、病院に行くほどでは無いけれど、調子が悪いところがある人は、珍しくないと思います。

こんな私も、こういうセラピストになるまでは、肩こり、鼻炎、便秘、胃炎、顎関節症と、複数の症状が長年ありました。
でも、本人や家族が病気とは思っていないので、病院に行かないし、
それぞれ別な症状なので、それぞれに対応する薬を飲んだり、病院に行ったり、
そのすべての原因が、ストレスだとは、全く気づいていませんでした。
皆さんもこのような経験はありませんか?

これを深めて見ると、うつ病と診断されなくても、皆さんに関係あるお話だと思います。
私のような症状を持っている人は、必ず体のどこかの筋肉が硬く、緊張しています。
しかもそれは、数か月間から数十年間といった長い間、ずっと緊張し続けていることがほとんどです。

これが症状の完治を妨げていることが多く、それぞれの病気の隠された原因といっても過言ではないでしょう。
日ごろから、感情を抑え込むことで筋肉が緊張し、それが過剰になると、それぞれの体の部位での病気になると言うことなんです。

例えば、あなたが怒りたくても怒れなかった時のことを思い出してください。
その時、怒りで体が震えていたかもしれませんし、握りこぶしを作っていた人もいるかもしれませんが、ほとんど、多くの方は肩や首に力を入れることにより、怒るのを我慢します。

つまり、外に出したい気持ちを我慢することで、筋肉に力が入り緊張するのです。
感情を抑圧する(抑え込む)ことで、筋肉緊張が起こるのです。

では、私たちが日常生活で、歩いたり走ったり、運動する時も筋肉は緊張しますが、感情を抑え込むときの筋肉の緊張とは、いったい何が違うのでしょうか?

走ったり歩いたり泳いだりなど、運動するときの筋肉は、実は必要なときに緊張したり、それが終わるとゆるんだりしています。
筋肉が、硬くなったり柔らかくなったりすると言うことです。

よく、アスリートを生業にしている人の筋肉は、柔らかい。と言いますが、
それは、競技をする前には、きちんと体を温めてから始めて(アップする)、
競技が終わるときちんとクールダウンをし、
その後、使った筋肉をマッサージでほぐし、体に溜まった老廃物などを外に出しているからです。

素人はアップやクールダウンはするかもしれませんが、
そのつどマッサージをして、体に溜まった老廃物などを外に出していている人は、なかなかいないので、筋肉は硬いのです。
話が少しそれましたね。

例えば、足を伸ばす筋肉と曲げる筋肉の両方が、同時に緊張すると、足は曲がりもしないし伸びもしません。ただ筋肉が緊張するだけです。

通常は足を伸ばすときには、伸ばす筋肉が緊張し、足を曲げる筋肉は緩みます。
逆に足を曲げるときは、伸ばす筋肉は緩み、曲げる筋肉は緊張します。

このような緊張と弛緩(しかん:ゆるむこと)を繰り返すことは、
血液やリンパ液、そして東洋医学でいう気(エネルギー)の流れもよくなり、
心身の健康にとても自然なことです。

しかし、運動と違い、感情を抑え込む筋肉の緊張は、緩まずに緊張し続けるために、脳も緊張し続けてしまいます。

この脳の緊張は、人間の様々な病気を治すのに必要な、
心身のリラックスを妨げているので、なかなか治らなくなってしまうのです。

現在、「病気の原因の70%(90%と言う科学者もいますが)が、ストレスである。」と言われている所以です。

では、その脳の緊張はその後、どうなっていくのでしょうか。
脳は、緊張がしていて、アドレナリンが出っ放し。
いつも、戦闘状態になります。
戦闘状態になるということは、筋肉も緊張状態になるということです。

(私も、今でもいつの間にか、手のひらを握っていたり、肩があがって、すくめた状態になっていたり、歯を食いしばっていたりしています。)完全に癖になっているのです。

実際に、体を支えているのは骨と筋肉です。
そのため、筋肉が緊張することにより体にゆがみが起こります。

骨盤や背骨がゆがむことは多くの方は知っていると思いますが、
実は頭蓋骨まで微妙にゆがんでくるのです。

頭蓋骨のゆがみは 脳の機能を低下させますし、顔もゆがむので、
極端に言えば、視野も変わるため、本人の物の見方も変わります。

また、一般の方でも分かりやすい、体のゆがみは猫背です。
猫背は胸の筋肉が緊張し硬くなってしまい、姿勢が悪くなっている状態です。
背骨も猫背で顔も下にうつむいているままだったり、
背骨は猫背ですが、顔だけは正面を向くような姿勢だったりと言うのが続くと、
うつ病になりやすいのです。

(これ、よく読んでみると、長時間ゲームをしている人にありがちな姿勢ですよね。
以前、確か、そのような指摘をしている学者の本が出版されていたと思います。
要するに、姿勢と、視神経から入る脳への刺激のお話なんですね。)

つまり、これらのゆがみが体の機能を低下させ、やる気が出なくなる、
意欲が出ない、だるい、といったうつ病の症状を作るのです。

この体のゆがみを、筋肉の緊張が作っていますから、
この緊張を解消する方法の一つが、筋肉を緩めればいい。ということになるのです。

単純に考えると、緊張した筋肉を緩めればいいのですが、
実は筋肉の緊張をゆるめるには順序があるのです。

人間の体は、どこかが縮むと、体のどこかが伸びるようにバランスを取ります。
ゆがんでいても、ゆがんでいる状態で、バランスをとっているのです。
伸びた筋肉は、緊張したまま伸びる場合も多く、伸びた筋肉を縮ませてからでないと、緊張して縮んだ筋肉はゆるめられないのです。

ですから、一つの筋肉がゆるむようになってから、次の筋肉を緩めるので、
その日だけでは、元には戻らないんです。

また、「感情を抑え込む」ときは体中の筋肉を使い、特に、首・肩の筋肉が緊張しています。
皆さんも、何か落ちてきそうなとき、怖い思いをしたとき、肩や首をすくめませんか?

皆さんは、感情を抑え込ん出いることが原因とは知らないで、
肩こりや首のこりだと感じて、マッサージなどをする方も多いと言うことなんです。

しかし、マッサージをしても、すぐに肩こりや首こりが再発してしまうのは、
伸びた筋肉を縮ませてから、緊張して縮んだ筋肉をゆるめないからなのです。

逆に運動や仕事をして疲労した筋肉の緊張は、方向性や筋肉の緩ます順序はあまり関係ありません。

そのため、全てではありませんが、マッサージなどで筋肉の緊張が緩み、
再発もあまりないようでしたら、それは運動や仕事で筋肉を使うことにより緊張した筋肉でしょう。

皆さんにセラピーをするときも、首や肩に緊張の持続した結果なのか、
単なる筋肉痛なのか、この辺を理解してから行ないたいのですが、
クライアントが今日お話したこれらのことを知らないので、
いきなり、心にかかえていることを話してはくれませんし、
単なる肩こり。と思ってらっしゃるから、「肩だけ触ればよい。」と考えている
ことがほとんどなんです。

ですから、何回か、続けて、セラピーを受けていただかないと、改善につながらないのです。

このように、‘コリ’ は筋肉の緊張が連続した結果です。
次回は体と感情のお話をしていきたいと思います。

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