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2015年11月06日17:51

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鞍馬寺で考える1

☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
 2015年 平成27年 
 11・6(金) 


    鞍馬寺で考える1

    言葉で祈り 身で努力          

               
 姫野です。
 今日も京都は澄んだ青空の広がる
 秋晴れの気持ちのよいお天気でした。
  
 ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。
 
 昨日の夜は京都大学で人と会って
 食事する約束でしたので、四条河原町から
 バスに乗りました。

 座って少しすると
 席の隣の知的な感じの中年の女性が
 「あの〜、このバス百万遍に行きますか
  バスにはめったに乗らないもので…」
 「ええ、僕も百万遍まで行きます」
 「ああ、京都大学の先生ですか」
 「いいえ違います…」

 ということで、少しお話ししました。

 ご主人は京都大学に隣の奥様は大阪大学に
 勤めてらして、奥さんは1時間50分
 かけて大阪大学に勤務されているとのこと。

 楽しくお話ししながら
 街行く人々が、それぞれいろんな暮らしを
 抱えて生きているのだな〜。
 などと感心。

 これだけの人が
 それぞれ暮らしを立てつつ生きている
 そしてまた死んでゆく
 ということが不思議な夢のような気がします。


 さて
 前回の続きです。
 鞍馬寺はパワースポットとして、また
 願いを叶えるお寺として有名です。

 鞍馬寺では願いが叶うためには
 「言葉で祈り、身で努力」と教えています。

 はっきりと言葉に出し、文字に書き
 イメージをできるだけ明確にすること
 でも祈るだけでは実現しません。
  
  言葉で祈り 身で努力

 よい言葉だと思います。


 そこで、人々の願いと幸せに関連して
 少し人の心理構造について、仏教では
 どう捉えているかについて、考えてみました。
 これがわかると、「人間とは、自分とは」
 ということの理解が進みます。

   仏教がとらえる人の心の世界

 仏教では心の世界を捉える切り口の一つとして
 10界に分けて説明しています。

 1 地獄界(じごくかい)
   地獄とは「地下の牢獄」です。
   牢獄に閉じ込められているその牢獄の檻とは
   「自我」のことです。

   自分に執着して心は自由を失っている。
   自我に閉じ込められて苦しんでいる世界です。

 2 餓鬼界(がきかい)
   「もっと、もっと」と飢え苦しんでいる世界です。
   心は貪欲で不平不満ばかりの世界です。

 3 畜生界(ちくしょうかい)
   本能むき出しで生きている世界です。
   自分の食欲・性欲むき出しで他人のことや
   まして人としてよい生き方・人の道などは
   考えない心の世界です。
   
 4 修羅界(しゅらかい)
   自分本位の怒り、自分本位の恐怖におびえ
   自分のプライドが傷ついたと
   人と競い、争いあう心の世界です。

 5 人間界
   これは普通の一般的な心の世界です。
   いろんな欲望・煩悩にとらわれつつも
   人のこと・家族のこと・社会のことも
   思いやりつつ過ごしている心の世界です。

 6 天上界
   天上界とは、有頂天になっている心の世界です。
   願いが叶い、成功すると人は有頂天になります。
   そして他人を見下します。
   この現状が自分本位に永遠に続くことを願う
   心の世界です。

 ここまでを六道(りくどう・ろくどう)の世界と言います。
 
 人は1日の内ですらもこの6つの心の世界を
 繰り返しています。
  六道輪廻(ろくどうりんね)の世界です。

 言われてみると
 そう言えると思います。
 僕も恥ずかしながら六道に輪廻する存在です。


 仏教ではここからさらに
 四聖(ししょう)の世界に入ります。
 7 声聞界(しょうもん)8 縁覚界(えんがく)
 9 菩薩界(ぼさつ) 10 仏・如来界
 のこころの世界です。

 長くなります
 その続きはまた。

 (おことわり)
 僕が書いている仏教の説明・お話しは
 僕なりに解釈して、今の人にわかりやすい説明は
 こうだろう。ということで大胆に書いています。
  ですから、原典にあたって正確に説明した
 ものではありません。ただ趣旨は外れてはいない
 だろうと思うのです。
  専門家の方が違うことをおっしゃているときは
 そちらを優先して下さい。


 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)


 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

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 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい


 できると信じればできる。

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