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2015年11月06日11:44

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たとえ視聴率が高くても、ダメなものはダメだろう。

朝ドラ『あさが来た』 スピード感とイベント目白押しが魅力
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3699463
こういうドラマ評論家は、あのマッサン、まれ、の失敗をきちんと批評してきたのだろうか?視聴率が高ければいいわけではない、問題は内容だ。

今回の朝ドラ、これはついに朝ドラを大河ドラマ化したな、と思った。幕末から始まりチョンマゲというだけじゃなく、女性ヒーロー(ヒロインというよりもヒーローだろう)ものへと舵をきった。逆に大河ドラマは、朝ドラ化して不評だし、主人公はヒロインに甘んじて、ドラマ全体をひっぱれない。

ということは、かつての大河ドラマと朝ドラの補完関係、大河では日本の男の男らしさを、朝ドラではそういう男たちを支える大和撫子を描いてきた、その古典的性別役割分担性は、もはや通用しなくなったのだ。もちろんまだ大河も朝ドラも、一歩前進、二歩後退みたいなトライ&エラーをやっている。大河ドラマの大きな転機は、歴史的ヒーローではなく永遠の少年として坂本龍馬を描いた、フクヤマの『龍馬伝』だったろうし、朝ドラの転機は、もちろん欠点ばかりの少女が主人公の『あまちゃん』だったろう。

そういう意味から、あさが来た、はヒット作の方程式どおりに作られていて、主役の波瑠の魅力が全開かといえば、彼女よりも宮崎あおいやエモやんの息子ばかりに目がいってしまう。

びっくりぽん!というキメゼリフそのもののとほほ!感にだれも気づかないところがすでに、困ったぽん!だ。
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