中国経済関連（SDR、PMI、謎の増益、成長率目標）

　２８日朝日。ＩＭＦ、ＳＤＲ構成通貨に人民元を加える方向。11月末か12月の理事会で。米国も容認。

→　南シナ海で軍事的にもめているけど、これは経済力から言って、加えない方が不自然。世銀の出資比率なんかもそうだと思うけど。





　３日朝日・地方紙。中国の10月の製造業購買担当者指数（ＰＭＩ）は、前月から１.１ポイント改善し４８.３となった。ＰＭＩ改善は４ヶ月ぶりだが、ただし目安となる「５０」を８ヶ月連続で下回った。

→　当面の底を打ちつつあるのか、それとも２番底があるのか、注目。





　３日地方紙。中国経済。金融を除く全業種の経常利益は、前年同期比２３.６％増。大幅な増益基調が続いている。

→　正しい統計なのか、それとも一種の粉飾か。正しいとすると、この間の急減速はまだ統計として影響が出てこないのか。多少の成長ならあり得ると思うけど、この経常利益増は不可解。





　３日地方紙。中国の李首相がソウルでの講演で、2016年以降の成長率目標を、現在の７.０％から６.５％に引き下げる方針を示した。

→　彼の一存で決められることではないから、どうなるか分からないけど、あり得るかも。その場合の世界経済への影響が心配。



　４日朝日。中国、５中全会が決めた「第13次５ヵ年計画」案の概要を発表。「年６.５％以上の成長が必要」とした。

→　李克強首相の独断じゃなかったのね。李首相は、この案の下限を口にした、と。下限なのが彼の弱気を物語る？