日本外交関連（捕鯨裁判拒否、難民、国連決議）

　２８日夜の読売web。政府はＩＣＪに対し、（鯨など）「海洋生物資源の調査、保存、管理または開発」に関連する紛争について、ＩＣＪの管轄の「適用がないものとする」と宣言した。日本が特定分野の紛争での審理拒否を通告したのは初めて。

→　一部メディアでは既報だったような。日本のイメージが悪化する、けど、客観的な裁判が期待しづらいので趣旨は分かる。





　２９日朝日。日本で今年難民申請した者は、10月半ばで５５００人超。５年連続で過去最多を更新。年末には７０００人に達するか。アジア各国から増加していて、昨年は、ネパール、トルコ、スリランカ、ミャンマーの順。シリアからは数人のみ。申請が認められたのは昨年は１１人。人道的配慮による在留を認められた人を含めても１２１人。

→　国名を見ると、経済難民だ、という政府の主張にも一理あるように感じられてしまう。まぁ日本の審査が厳しいから、ほとんど経済難民しか来ない、とも言えるけど。





　４日朝日。日本が22年連続で国連の委員会に提出している「核兵器廃絶決議」、156カ国の賛成で採択された。しかし、昨年までは共同提案国だった米英に加え、昨年賛成した仏も棄権した。米はオバマ政権になって以来、毎年共同提案国になっていたのが、今回で途絶えた。中露は反対し、核保有国の賛成は得られず。

　今年の内容は、初めて世界の指導者たちに被爆地訪問を促し、核の非人道性を強調していた。

→　日本の外交当局の失態。ここまで内容を盛り込んでも、オバマ政権なら共同提案国になってくれる、と見誤ったんでしょう。それにしても、ここに来てオバマが急速にタカ化しているような。



　４日地方紙。なお日本は、国連での核兵器禁止決議では棄権した。

→　米国の核の傘の下にいるからね。。。日本がこれに賛成したら矛盾。