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2015年11月05日22:38

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加害者11名の保護者に、複数の現役の学校教諭や父母教師会会長

 タイトルの理由により、異様な隠蔽工作が行われた。極めて、闇の深い事件である。

□【仙台館中いじめ自殺事件】第三者委員会の再調査決定と進む「個人特定」
  2015年10月18日 08:00  記者:天之加久矢
http://toyouke.ldblog.jp/archives/45671753.html

昨年2014年9月下旬に発生した仙台市立館中学校男子生徒(当時12)のいじめ自殺について、仙台市教育委員会は、2015年10月16日、第三者委員会による追加調査の実施を決定、原因の究明を行うこととなった。

仙台館中いじめ自殺事件は、学校・市教委・市長ぐるみの隠ぺい疑惑と、すべての説明が遺族の意向だけでなされる、特徴的な展開を見せている。

簡単な概要を豊受真報がまとめた。

■発端と市・学校の対応
いじめは被害者の男子生徒(12)が館中学校に入学した2014年の春から始まった。いじめは11名によって行われ、学校側は被害者とその家族から6回もの相談を受けたが止まなかった。2014年9月下旬、少年は「いじめがなくならない」と語った後に、自殺した。ここから、異様とも言える展開が始まる。自殺直後、館中学校と担任の佐伯むつみ教諭(現広瀬中)は「遺族の意向」のもとで、生徒たちに対して「彼は転校しました」と説明。一方で、いじめを行った11名の生徒には自殺があったことを話した。館中学校側はこれを仙台市教育委員会の指示によるものと説明している。

さらに、生徒の自殺があった直後から、奥山恵美子仙台市長は仙台市教育委員会から上記の事実の報告を受けながら、事実上の隠ぺいを「遺族の意向」として承認した。翌2015年8月、第三者委員会は加害者生徒の情報をもとに、生徒の自殺をいじめが原因だったと発表しつつも、「遺族の意向」を理由に学校名を公表しなかった。地元の地方紙である河北新報が「自殺があった校舎」として館中学校の映像を公開。しかし、館中学校側は一切の取材を拒否。さらに、在校生に対してはいじめ自殺があったことを説明しない一方、ネットに書き込むと名誉毀損になるという事実上の緘口令をしいた。ネット上では仙台市の隠ぺいとも解釈できる対応に抗議の声が集中。9月にはじまった仙台市議会の定例会では質疑が集中したが、奥山市長・仙台市教委ともに、「遺族の意向」を理由とした非公開の姿勢を崩さなかった。

■事件の経過とネット上の動き
こうした仙台市と館中学校による「隠ぺい」に対して、住民たちは9月21日、中学校に隣接する館中央公園の噴水前に献花台のテーブルを設置。遺族も献花台の設置に感謝した報道があった。しかし25日の朝には何者かがテーブルを撤去。それでも、住民たちはビニルシートを噴水の大の上に敷設して対抗した。10月5日、仙台市教育委員会は「遺族の意向」を理由に学校名を発表。さらに10月7日には館中学校の校舎内で、保護者説明会が開催されたが、そこでもこれまでの非公開の理由はすべて「遺族の意向」という説明のみ行われた。

また、被害者と加害者が会合する形で「謝罪の会」が行われたという報道は「事実無根」であり、加害者側からの謝罪はない事実も説明された。
また、出席した保護者からは、学校内でいまだにいじめが続いていることも明らかになった。

10月8日、館中学校は学校名を公表してよいとする「遺族の意向」があったことを理由に、校内に献花台を設置した。しかし、献花が可能なのは「保護者」と「地域住民」に限定されている。
館中央公園の「献花台」は、現在も献花と記帳が続いている。そして翌10月16日になり、仙台市教育委員会は第三者委員会による再調査にのりだすことを発表した。河北新報の報道によれば、調査再開の理由について「校名を公表し、全校生徒や保護者に初めて説明したことを踏まえ、追加調査の環境が整ったと判断した。」としている。

■現在
しかしインターネットでは10月7日の保護者説明会の終了直後より、保護者および館住民を中心とする不満が爆発し、「11名の生徒」とその保護者の特定が激化していった。

「11名の生徒」とされる画像(一部)

ネットでは、「11名の生徒」の保護者の中に、複数の現役の学校教諭や父母教師会会長がいることも特定され、実名で「告発」されるなどの事態となったが、直後より、告発されたネット掲示板やまとめサイトまで、関連する情報の削除・閲覧禁止・書き込み規制などが行われ、加害者側と住民との間のやり取りが激化している。ネット上に告発された情報は、地域住民かつ在校生とその保護者しか知りえない情報の集積とされ、情報の真贋と確度の高さがネットユーザーによって指摘されている。

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加害者の子どもの親が学校教諭や父母教師会会長として特定された途端の広範囲の削除劇と、その直後の第三者委員会の再調査の決定のため、こうしたネットの動きは決して無関係ではないと思われる。

第三者委員会の再調査の決定に関しては、今後、誰が委員会のメンバーなのかが問題視される可能性が高い。なぜなら、「11名の生徒」の保護者が前のような肩書きを有していると考えられており、人選の透明性が求められているからである。また仙台市は、いじめ防止対策推進法において、いじめ問題対策連絡協議会に警察の加えることが可能であるにも関わらず、いまだに県警の協力を依頼していないことが明らかとなっている。仙台市が委託するDV対策もこれまで、県警と連携することなく運営されてきた。しかしながら、今回の事件の特殊な背景を考慮するに、第三者委員会やいじめ防止にあたってもなお警察の協力を得ないと仙台市が決定した場合、奥山市政への不信感がいっそう強まるとみられる。

仙台館中いじめ自殺事件は、奥山市政の自浄力の有無を問う、重要な局面にさしかかっている。

(参照)

<仙台いじめ自殺>仙台市教委、追加調査へ
河北新報ONLINE NEWS 2015年10月17日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151017_13027.html

仙台市雑談掲示板|爆サイ.com東北版
http://bakusai.com/thr_tl/acode=2/ctgid=104/bid=1938/

仙台市立館中学校いじめ自殺問題 説明会の音声を独自入手(宮城151008)FNNニュース(ニコニコ動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm27334780

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---リンク元記事:(朝日新聞デジタル - 11月05日 18:55)
■仙台中1自殺、義家氏「命に誠実に」 転校の説明を批判
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3698494

 仙台市の中学生がいじめを受けて自殺した問題で、義家弘介文部科学副大臣は5日、市教委が当初、「転校した」と説明していたことに対し、「問題だ」と批判した。いじめに加わった生徒に遺族への謝罪を働きかけるなどの対応を求めた。

 昨年9月、いじめを受けた中学1年の男子生徒が自殺したが、市教委は当初、「男子生徒は転校した」と事実と異なる説明を同級生らにしていた。「遺族の要望」が理由だったという。

 義家副大臣は、文科省を訪れた大越裕光市教育長に対し、「教育は命に対して誠実でなければならず、問題だ」と指摘。

 義家副大臣は報道陣に対し、「遺族の意向は尊重しながらも、命が失われたことは子どもに伝えるべきだったと思う。学校は助けてくれないと思った子もいたかもしれない」と話した。

 大越教育長は「原則、公表するべきだった」と対応の間違いを認めた。遺族と合意のうえ、10月6日の全校集会で男子生徒が自殺したことを説明したという。(片山健志)
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