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2015年11月05日22:08

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ぼーっとしてたら記憶がなくなるあれ

変な宗教にのめり込んでとか、薬物を乱用してとかではないことだけ先に書いておきます。


私は幼少の頃から度々、浮世の一切を忘れる事がある。たいてい何も考えずにぼーっとしている時に起こる。無音より少し周りが騒がしいくらいの時に起こりやすい。

ぼーっとしていると段々、周りの声から自分だけ隔離していくような感覚になり、その状態が1分ほどつづくと人間とか生きるとかの概念がなくなり、今までの人生を生きてきたことがとにかく信じられず「今まで生きてきたって嘘だろ?これから生きていくって嘘だろ?」となる。生きるのが嫌とかではなく、只々人間として生きていくことが信じられない。


今日、数年ぶりにそれが起こった。今まで私がこの体験を話して完璧に理解してくれた人はたった3人しかいない。一人は母親。母も幼少期によくなっていたらしい。しかし年をとるにつれ頻度は減り、27歳を最後にぱったりなくなったという。


ニ人目は友人のスペイン人。彼もやはり幼少期によくなっていたという。彼曰く、土曜日の半日授業から帰ってきて家で昼食にラーメンを食べた時になる確率が高かったらしい。
私は特に時間や場所は限定されておらず、ふと気づくとなっていた。中学の頃、給食の前に手を洗うため、水道に並んでいる時に突如とんだこともあった。さすがにこの時は「今はまずいって」と思った。


三人目は去年、職場で知り合った30代前半の女性。私がこの体験について話すと「あるある、人間?宇宙?みたいな」と言っていたので間違いなく同じ現象だと思われる。



なってみないとよくわからないと思うが、これ結構すごい体験なので、色々な人に聞いてきたが、その3人以外には全く理解されなかった。自分と似た感覚を持っていそうな人には期待を込めて聞いてみるがヒットしない。こればかりは山田君にもわかってもらえなかった。


「大人になるとなくなる」という母の言葉通り、最近ではとんとご無沙汰であった。いい感じにぼーっとして「とべそうだな」と思っても、完全に記憶を失くすまでには至らなかったが、今日は完全にとんだ。本当に久しぶりだったので日記に記した。


もしこの日記を読んで、身に覚えのある方は是非ご一報ください。

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