■国内初の水中建物遺跡発見 長浜の琵琶湖底に祠の柱や小規模石積み 文政近江地震の地盤沈下で水没
(産経新聞 - 11月04日 21:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=3696947
何が出て来てもおかしくないです。
*「国内初」っていうキャッチが、いかにもマスゴミ流(苦笑)
しかし今まで、文献史学中心というか、文献偏重史学では関心が向かなかった世界なだけで、琵琶湖の水中考古学は、若い研究者にとっては、宝の山なはず!
斬新な切り口で、蒙昧なネトウヨ史観を、粉砕するような知見を、期待しています!
普通に考えても、タイムカプセルとして、庶民の生活が水の中に眠っているんだから。
日本海の向かい側にあった幻の渤海国や蒙古の陶器のカケラでさえ、現代生活からの乖離が、ロマンを呼ぶはず!
マンモスのDNAの違いとかも、知りたいです!
要するにいつまでも、永遠のマンネリのNHK版妄想愛国主義ではなくて、そろそろちゃんと科学的データに基づいた「歴史」の構築を始めないと、バカばっかはびこって、21世紀は日本は生き延びれないよ。
その点で、イギリスの歴史劇は、データの層の厚さと、それをドラマに仕立てる技には、シェークスピア以来の伝統芸を感じて、いつも感心します。
日本のマンガ文化は好きなんだけど。
リアルなデータ抜きにした妄想だけでは、生きる力にはならないんだよね。
データに裏付けられた「重厚なマンガ」って、ないんだろうか?(笑)
「ありえない!」って言うヒトには、「鳥獣戯画」の画面の展開は、世相報道漫画でしょ?って、言いたい(笑)
*認知症がかった高齢者の票が欲しいために、政治家たちが四の五の言ってる、「日本人の誇りを取り戻す歴史観」?
なに、それ?
暴走族レベルの自分の劣等感を、勝手に「歴史に反映」するんじゃねよ!
思考停止のネトウヨ程度の知的レベルで、「日本の歴史」とか勝手に云々されると、下手なカラオケ聞いてるみたいに、ウンザリする。
日本は、ヨーロッパの商業経済網をはるかに遡る平安時代に、信用経済網を築いていたわけで。
*実は、狭い島国なので、荘園納税システムが母体だったんだけど。
都から遠い北陸や東北とかでも、中央集権体制がグズグズになっていた国家体制の中で、手形みたいなもので信用経済が成立していたわけで。
その日本のルネサンスを支えた新興商人たちは、平安末から鎌倉時代に台頭した新仏教のネットワークで、商売してました。
それはともかく、今、日本の島国根性というか、世界を知らないサラリーマン的会社人間の夜郎自大な唯我独尊が、裏目に出かけているのが、ちょと気になります。
もともと島国の人々は、長崎とか、東北とかの離島の婆さんが、ニュージーランドや、アラスカに出稼ぎに出た息子や孫を、「ちょっと、その辺に仕事に行ってます」と表現するような、「グローバルなヒトたち」なんです。
*要するに、歴史学の仕事は、過去の庶民の生活、たくましさを、科学的に掘り起こすことで。
一時ヘイトスピーチの本が「売れるから」レベルのマスゴミの商業市場に合わせて、自分のイデオロギーや妄想に都合の良い資料を、つぎはぎすることではありません。
*なんであれ、手垢まみれの文献史学とは違った角度からの、歴史への光の当て方には、期待と希望を、寄せたいです。
早く日本も、成熟してね!(苦笑)
どうせマスゴミは浮気者で、戦争すら金になれば煽る連中だから、真面目な学者さんはその狭間をシブトク生きることが、社会への責任ですね!(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する