先日の日曜のこと。
ツーリングで箱根からの帰途、突然に耳が聞こえにくくなった。
友人たちと最終目的地であるカフェに入ったが、右耳がボワンとして、会話もままならない。
明けて月曜の夕方、掛かり付けの耳鼻科へ。
「内耳かもしれないが、鼻の影響かも知れない」
その辺の判断も付かず、仕事も忙しいので3日だけ鼻の薬で様子見。
木曜に発熱。朝一番で耳鼻科に予約入れるが、診察は11時。結局、紹介状をもらって大きな病院に。
診察受付を過ぎているので、金曜の朝一で総合病院。
そしてそのまま入院決定。
治療はステロイド剤点滴だけ。
3〜4時間かかるが、後は安静にするだけ。
ベッドに転がってスマホいじってるだけ。
で、当然だが周りを観察する。
この病棟は小児、女性、新生児とフロアが一緒。
娘が2才の時に入院したフロアだ。
6人の大部屋。高齢者が3人。働き盛りが3人。
耳鼻科患者、皮膚科患者、一人だけ下肢切断の外科患者。
耳鼻科関係はイビキが凄い。皮膚科患者は痛みで唸ってる。そして高齢者はところ構わず放屁する。
小児の部屋では絶えることなく子供の泣き声。他の病室からは、その泣き声に対する文句が延々と聞こえる。
そして私は右耳が水中にいるようで、その上絶え間ない耳鳴り。
なんだこのカオスな環境。
ステロイド剤は血糖値をあげるらしい。
食事の前に測定。高いので人生初めてのインシュリン注射。
食後にも測定。当然高いので人生二度目のインシュリン注射。
寝る前にも測定。この時も高いので人生三度目のインシュリン注射。
そして消灯と同時のイビキとおなら。
子供の泣き声は絶えられるが、泣く子を罵る老人の声は耐え難い。
「ストレスが一番よくない」と言うので耳栓をした。すると私だけ夏の夜の草むらで虫が鳴く上をジェット機が飛び続ける事になる。
結局、眠れないまま朝が来たのでした。
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