■共産・志位氏「国民連合政府が前提」 民主との選挙協力
(朝日新聞デジタル - 10月29日 19:06)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3687746
皇居での認証式はどうすんだって話。
閣外協力する、とでも言うつもりでしょうかね。
自分で提唱した「国民連合政府」に
閣外協力のみ?????
共産党と連立を組めば、政権発足早々から
国会の開会式や閣僚の認証式で
ドタバタとモメるのが今から想像付くのですから、
共産党と必要以上に深くはお付き合いしたくない、
という気持ちは、きわめて健全な感覚です。
ボールを預けられた民主党を進退きわまらせて、
民主から野党票をかっさらう作戦と勘ぐられても、
仕方のないところでしょう。
野党の選挙協力は、私は大いに支持します。
しかし、連立政権樹立と選挙協力は
別々に考えるのが当たり前であって、
この点に限って言えば、
民主党・岡田の言っていることの方が正論です。
各種世論調査の示すところによれば、
国民の圧倒的手数は
皇室の存続を支持しております。
しかし日本共産党は、
1932年にソ連のスターリンから与えられた
天皇制打倒任務(32年テーゼ)の
基本原則を堅持しているので、
未だに「天皇制廃止」の看板を下ろしておりません。
現在の日本共産党綱領より、以下引用。
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党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。
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引用終わり。
要するに、現行憲法には天皇条項が書いてあるから
消極的に受け入れざるを得ないが、
将来は改憲して象徴天皇制の廃止を目指す、
それまでは廃止を延期すると言っているだけです。
圧倒的民意よりもスターリンのご託宣が大事、
それが日本共産党の宗教的体質です。
民主党も、事ここに及んでは
「共産党アレルギー」を克服できない
野良ウヨ議員たちとは袂を分かってでも、
オール野党での選挙共闘を
推進すべきだと私は思っています。
しかし、共産党も
「天皇制廃止」に固執する老害左翼を
党内から追い出せない限り、
誰も「一緒に政権を運営しよう」
という気にはならないことでしょう。
「天皇制廃止」を信念として温存するのなら、
共産党はあくまで単独政権樹立を
目指せばよいでしょう。
「天皇制廃止論」は、他党にとっては
トラブル要因としか受け止められない現実を
もう少し自覚すべきです。
いまの日本で「天皇制廃止論」が
どれだけ奇人変人の類と見なされる主張であるか、
異論をブロックして
仲間内だけで凝り固まってないで
もっと社会に出て、一般民衆と対話して
自分を客観視してみるべきではないでしょうか。
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