【オーディオマニアの】ハイレゾについて【心傷風景】

先にイノランがオーディオ氏のインタビューに応じた記事をリツイートした。
イノランの携帯オーディオプレイヤーは・・定価600千円・　　さすが過ぎる。

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　コンセントの向きで　ミニコンポやラジカセですら　音が変わる。

こんなことを中学生の頃にみつけてしまって以来。

音の出る製品のコンセントの向きは一通り両方試すようになった。

テレビなどの映像系や、インターネット機器やPCのコンセントと、音響系の電源は分けた方がよい。

つくりの安い電源タップは論外で、なるだけなら壁コンセント直接とったほうがよい。


これらはオーディオマニアの間でよく言われることなのだが

実際やってみるとなるほど　確かに音は変わる。

信じられないことに電源ケーブルの質でも音が変わる。

なるだけ純度の高い銅線や、純金やら純銀などの貴金属線、音響用に特化したシールド電線など、様々な製品が市販されている。

100Vの電源延長ケーブルなど100円ショップでも売ってるのに。

１ｍ数万円から数十万円のものまである。




電源系統用のノイズフィルターなんてのもある。
100Vから混入してくるノイズをフィルとレーションするもので、集合住宅などでは効果覿面だという。
反面、大電流には向かないのでアンプにはふさわしくない。


ならばこのフィルターを　どこに噛ますか。
いろいろためして　ネットワークルーターに噛ましたら　音が綺麗になった　という「んなアホな」結果が展開された。

気がついたら電源周りだけでも　こんなに考えることが増えてしまった。

プレイヤーやらNASやらの電源やら　信号線やら　取り回しやらを常々考えるこのスキルは

プラントエンジニアリングを生業としている自分には合っているのかもしれないが。


もはや　「音楽を綺麗な音で聴く」　という目的より

どこかで音がスポイルされているのではないか？
本当はもっと綺麗な音がする方法があるのでは無いか？

という強迫観念に近い物になってしまった。

こっそりと夜中にごそごそと起き出して　配線をガサガサいじる。
音楽に向き合う姿勢として　ちょっとおかしいことは自覚している。


暗い趣味であった　高音質への探求。　そんな我々に　最近　光が差している。


ハイレゾ！
とかなんとか言って　堂々と　高音質を売りにした高額な製品が　白昼堂々と販売されている。

女子供までが　ハイレゾ対応ウォークマンを買っただの　イヤホンをハイレゾ対応にしたい　などと言い出している。

イヤホンやヘッドホン　下手をするとスピーカーまで金色のハイレゾマークがついている製品がもてはやされている。

ちょっと待て。
どうも　イヤホンやヘッドホンを買い換えなくてはいけないと考えている人が多いようだ。

ここで　オーディオマニア先人として　物を申す。

ハイレゾとは　そもそも　ハイレゾナンス音源(高周波数サンプリング）のことで。
CDの44.1khz　よりも　サンプリング数が高い音源のことをいう。
48khz　や　96khz　　192khz　など。


当然　MP3やCDとは規格が違うので　再生対応のウォークマンやプレイヤーで無くては再生できない。


これは　対応機器に買い換えないと　ハイレゾの音は得られない。


だが、　イヤホン、ヘッドホンに　そもそも　レゾナンスは関係ない。
ハイレゾ対応という概念はない。

だから　旧来のイヤホンや　ヘッドホン　スピーカーでも　ハイレゾの音は得られる。

ハイレゾ音源は　再生周波数が20hzから20khzで　カットされていないのと、ダイナミックレンジが段違いなので、当然　それらを再生できる機器というのは高級機に限られるが。

ハイレゾ対応　を歌っているイヤホンやヘッドホンは、それだけの再生能がアルヨ　というだけのことで、旧来の機器も、もともと高級機のイヤホン　ヘッドホンをもっている人は　わざわざ　買い換えなくても　OK。


私は　手持ちの古い　音楽専用機だったはずの　ハイレゾ非対応ウォークマンよりも　ハイレゾ対応の電話機の方が音がよいのでそちらにイヤホンさして楽しんでます。


お金かけてる家で音楽を聴くよりも、一番シンプルな構成の外歩き機器で音楽を聴いてる時間の方がながいという　矛盾。

オーディオは沼だ。


諸君らも　ギターや鍵盤の電源周りを確認することから　この沼においで。
シールドこだわるのも　やってることは一緒だよ。