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2015年10月28日08:02

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■中学校で教える国語の嘘〜「イロハ言葉」其の二

大林 賢栄


■中学校で教える国語の嘘〜「イロハ言葉」其の二

「わかよ たれそ つねならむ」

・・・が、「わがよ たれぞ つねならむ」になって、
「我が世 たれぞ 常ならむ」となっているワケですが、

是もまた、意味不明です。
教師は子供たちに此の意味解釈解釈について、
如何いう“教え方”をしているのか?疑問ですね。(^^♪

言葉表現はその内容で「状況を示唆」する力がありますが是では意味解釈も解せようがありませんね。
「前文の内容に関係する意味が続く」ワケですから、内容に筋道がなければ、イケマセン。

正解は以下の通りです。

「わかよたれそつねらんむ」

↓「た」に濁点を付加し、「だ」に変換する。

「わかよだれそつねならむ」

↓「そ」に濁点を付加し、「ぞ」に変換する。

「わかよだれぞつねならむ」

是で変換は完了です。
後は適切な意味漢字を当てると以下の通りになります。

「若 代 誰 ぞ 常 為らむ」
「わかよ でれぞ つねならむ」

★解説・・・「人は誰もが若いままで生きる事は出来ず、何時かは老いる。其れが世の常である。」

是を前文と“繋げる”と、以下の通りです。

★「木の葉が紅葉するように人もまた、誰もが若いまま、生きる事は出来ず、何時かは老いる。是が世の常である。」

周知の「ひふみ言葉」も含めて、「言葉遊び」で作られた作品は数多く残っており、イロイロ解析しましたが、此の「いろは言葉」は特に風情があります。完璧に近いと言いますか、実にヨク、計算された作品です(^^♪

・・・続きます。
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