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2015年10月27日21:12

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バット&ボール競技(途中)

バットでボールを打つスポーツには、私の知る限り次のものがある。

Cricket
Kilikiti
American Baseball, Softball
Welsh Baseball (British Baseball)
Stoolball
Rounders (Irish), Rounders (English)
Pesäpallo

このうち、American BaseballとSoftballは統括団体が同じなので一緒にさせていただいた。
RoundersはIrishとEnglishでやや違うが、ほぼ同じなので一緒にさせていただいた。
KilikitiはSamoa版のCricketである。CricketをSamoa語で発音するとKilikitiになるのである。
Pesäpalloとは「フィンランド野球」として日本でも数百人が行っている。

このうち、それなりの競技人口を持ち、国際大会が成立するのはCricketとAmerican Baseball, Softballだけであろう。

そこでこの2つを比べさせていただく。
Cricketはいくつもの試合の種類があるので、語るにも区別が必要だが、基本的に2つと考えていただきたい。1つは伝統的な試合形態で、4日もしくは5日の日程で行われる。
もう1つは比較的新しく、limited-overと呼ばれる。
前者と後者の違いは、前者は2 inningsであり、後者は1 inningsであること、前者ではinningsはall outになるまで続くが後者では決められたover数で終わることである。
all outとは10人の打者がアウトになることである。Cricketは攻撃も守備も11人で行うが、攻撃は11人中10人がアウトになるとall outでinningsが終わるのである。なぜ10アウトかというと、Cricketでは2人1組で攻撃するため、11人中10人がアウトになると、最後に残った1人は組む相手がいなくて攻撃できないからである。
伝統的な試合形態では、all outになるまでinningsが続くのが基本である。しかし、攻撃が強すぎて試合が終わらないと引き分け(draw)になってしまうので、「十分に点を取った」と判断した時点でdecralation(攻撃放棄)することができる。もちろん、decralationの判断を誤ると逆転負けすることもある。
なお、drawとtieは引き分けでも全く意味が違う。drawは試合が終わらなかった場合、tieは試合が終わって同点引き分けの場合である。tieは極めて珍しく、Test (5日間の日程で行われる伝統的国際試合)では歴史上2度しか記録されていない。
limited-overは、今日で主流の試合形式である。1 overは6球であり、1 overごとに投手が交代し、投球の方向も反対になる。over数は50か20が普通である。50 overはODI (One Day International)で行われている方式であり、World Cupもこれである。20 overはクラブの大会で行われることが多く、世界最高峰のIPL (Indian Premier League)もこの方式である。しかしWorld T20など国際大会もある。
(続く)
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