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2015年10月27日07:58

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心屋さん。でた!妖怪、頑張れないんです…

ぢんさん教えてください。
休んでいいのは、頑張ってきた人だけですか?

私は今まで頑張ったことがありません。
頑張ったようなことはありますが、結果が出ていないので、頑張った内に入らないんだと思います。
それなのに、何もしたくないと考えてしまいます。

頑張る、努力、忍耐、やる気…これらの言葉が大嫌いです。聞いただけで怒られているような気分になります。のろまで意志も弱く、何も続きません。

劣等感に負けて夢を諦め、堅実な分野の専門学校へ行ったものの就活は惨敗。親のお金をたっぷり食い潰しただけで、傷物の経歴と罪悪感だけが残りました。

今は親戚の会社で事務員としてお世話になっています。こんな娘が情けなくなったのか、母が私に黙って就職の話を取り付けました。嫌でしたが、嫌と言うのが怖いのと、親への罪悪感から、承諾してしまいました。

そして研修無しで仕事が始まり、周囲に全く付いていけず、あまりのミスの多さに、現在2年目ですが、1年目より仕事が無い社内ニート状態です。

事務員は私以外にベテランの方が1人おられますが、その人からほぼ毎日、怒られています。
私が悪いのですが、その人の言動がとても怖く(怒鳴りながら私の机を叩く、書類やペンを投げる等)声を聞いただけで頭がフリーズし、更にミスをして…という悪循環です。

その人はよく他の方に愚痴をこぼすのですが、最近では私の愚痴をわざと聞こえるように大きな声で言います。腹が立つからあれ(私)とは喋りたくもない、あれは言葉が通じない、等。私はその間、ひたすら縮こまって黙っています。

辞めたい、と毎日思っています。
出勤前に体が動かなくなったり、身支度をしていると涙がボロボロ出たりします。会社を休んだことも2、3回あります。(最後に休んだ時に母に凄く怒られ、それ以降は休んでいません)

なのに退職に踏み切れません。
辞めるなら次を決めてから、という母の言葉と、何もしたくない、という自分の思いがぶつかり、ぐちゃぐちゃになっているからです。自分の感覚が信じられず、前に進めません。

実際、学歴もなく、1年半で辞めた上に無職の期間があったら、次は見つからないんじゃないかと思います。
今の内から資格を取るなり、転職活動を頑張るなりすればいいのに、何もせず惰性で生きています。

何もしたくないなんて言ってる場合じゃないのに、頑張らないといけないのに、頑張れない。
休みたいのなら、頑張って頑張って無理をして、強制終了を待つしかないのでしょうか。

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■頑張らない人が頑張らなくなると大変

この手の話をすると
必ずこの妖怪が出てきます。

この
「わたし、だめなんです〜」
「わたし、がんばれないんです〜」

という、
地の底から響いてくるようなうめき声が聞こえてきます。


この世にいるのに
地獄に居ます。



こんなのもすべて
「がんばることが素晴らしい」
「頑張ることだけが素晴らしい」

という
がんばる教信者の犠牲者です。


がんばる教の教祖(ご本尊)は、母親です。

ただ、母親がどうのこうのという話ではなく
母を見て「勝手に」がんばる教に入ってしまう。


がんばる教は、別の言い方をすると

「頑張らないやつはダメだ教」であり
「母に親の期待に添えずに迷惑をかけているという罪」を背負い
「母や親を喜ばせられないという罪」を「勝手に」背負っているから


だから、母親の優しさも
「こんな娘が情けなくなったのか、母が私に黙って就職の話を取り付けました。」

と、悪い方に取る。

わたしは、「がんばれないという罪」があるから
毎日起こられるという「罰」を受ける、受けて当然。

だから
常に「わたしを責める人」が必要になるのです。
エサをくれるひと、ですね。




で、唯一、罰を受けずに済むのが
「自罰」です。

そう、この方が自分で言っているように
「強制終了=病気や事故で倒れる」です。


「休める正当な理由」ができるから。


なんですけど、

自罰を自分で作って倒れておいて
「こんな病気になってしまう自分はダメだ」と

さらに罰の重ね焼きをしていく。

罪と罰のミルフィーユです。



そう、
エサを自分で作り出すわけです。
エサの自家養殖ですか。




で、周りの人が誰も責めてないのに
「わたしが、悪いんです」
「わたしが、ダメなんです」
「ごめんなさい、出来なくて」
「こんな自分でごめんなさい」

と、罪悪感の黄色い汁を飛ばす。


これが
「妖怪がんばれない」のおおまかな生態です。


妖怪頑張れない、のエサは「罪悪感」と「罰」です。

だから、色んな所から罰を集めてくる。
愛情まで「罰」に変えてしまう。



で、ここまでの文章を読んで
「ああ、やっぱりわたしは、こうやってみんなに迷惑をかけているんだ」と


この世のあらゆるもの
この世のあらゆる出来事を

自分を責める「材料」「道具」に使う、
「究極のマゾ」です。




で、
この妖怪を退治するには
どうすればいいか、ということですが、



この妖怪、
それでもこの状態を抜け出したくて

カウンセリングや
自己啓発を勉強するんですが

「学んだことを活用できない」と
またそれもエサにしてしまうのですよね。



なので

この妖怪を退治する方法は
たった一つです。




それが
























「天に任せる」

ということ。

つまり
「なんとかしようとしない」

ということ。


「この雷雨を何とかしたい」
あきらめなはれ。

「この洪水を何とかしたい」
ムリです。

「台風が来ないようにしたい」
できません。



それに気が付くまで
「松」いや「待つ」しかないのです。



その妖怪が近くにいる人や
カウンセリングに来た人も

「なんとかしよう」
「助けよう」

とすると、
「こんなにしてもらったのに、変われない私ダメなんです」
というエサを与えることになってしまうので

ほっといてあげてくださいね。


妖怪に餌を与えないでください。



だって
いま、マゾを楽しんてる最中なのですから。



おわり(*^▽^*)







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